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今回、フランスに滞在している中で、久しぶりにムクムクと湧き上がる怒りにも似た感情があった。それは、フランス人に対する悪いイメージ。

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フランス人はフランス語に誇りを持っているから、英語で話しかけても分かっているくせに分からないフリをしてフランス語を押し通す

日本だけでなく他の国々でもそういうイメージを持たれているし、殊更、日本人が知りもしないのに言っているのを多々耳にする。僕はその都度、訂正してイメージ回復に努めているのだが、なかなか固定観念というものは取り払われない。

,鉢△六通っているが、相対的に見て、フランス人は親切である。日本(特に東京)にいるよりもフランスにいる時の方が、何倍も人々の親切さに触れる。人間味があると感じる。確かに空港やスーパー、はたまた銀行など、とてつもなく感じ悪い人に出くわすこともあるが、街中にいる人たちは総じて親切。道を訊ねる時、電車の中で自分の座席が見つからず右往左往している時、店で説明を求めたい時、あらゆる場面でとても親切に対応してくれる。東京だと道を訊ねる為に声を掛けると、まず警戒される。押し売りや勧誘だと思うからだ。僕も東京に来て、警戒するようになってしまったから、それは分かるのだ。駅や街中で誰かが困っている時、東京の人は見て見ぬフリをする。面倒なことに巻き込まれたくないから。でもフランスにいると、普通に誰かが手を差し伸べるのを目の当たりにする。本当は日本人の方が親切な国民性だと思うんだけどなぁ・・・と思ったり。

については、僕は怒っている!これは100%間違いで、英語が分かっているのに分からないフリをしているフランス人に会ってみたい。そういう体験をした、という日本人がこれまで何人もいたけれど、なぜ「英語が分かっているのに分からないフリをしている」というのが分かるのだろうと僕は不思議に思う。実際問題、英語自体を解さないフランス人はかつて多かったが、今は日本以上に英語は通じる。相手がフランス語を解さないと分かると、すぐに英語を話そうとしてくれる。それは親切心以外の何物でもないと思うのだが。

勝手なイメージ、とかくフランスやフランス人に対する悪い思い込みは多い。悔しい!歯がゆい!こんなに皆親切なのに!と、街を歩きながらひとりで悶々としていたが、よくよく考えたら自分の国でもないし、別に他の人たちにフランスを好きになってもらいたいわけでもないのだから、別にいいやと思ったものの、でもやっぱり悔しい!

| おかしな話 | comments(0) |

僕とフランスとの関わりが本格的にスタートしたのは1996年、京都外大でフランス語を専攻し始めた18歳の時。ちょうどその年はフランス語学科が創設されて30周年で、僕は記念式典で在学生代表としてスピーチをした。その式典のハイライトは、京都外大の名誉教授、片岡美智先生の講演だった。その時89歳だったこともあり、最後の講演になるだろうと言われていた。1939年にフランスに留学し、1950年に日本人女性として初めてフランスで文学博士号を取得された片岡先生が、講演の最初に、
「私は人生においてフランスと関わることが出来て本当に幸せでした」
と仰ったのが、これからフランス語を習得しようとしている僕にはとても印象的だった。きっと自分もそう思うのではないかと思っていたような気がする。講演後のパーティーで、僕は興奮気味に先生に話しかけた。すると先生は僕の顔を見て開口一番こう言った。
「あなた、私の講演の時、寝てたわね」
ズドーーーーン!穴に入りたい気分・・・だったかどうかは覚えていないが、先生のお姿とお声は今でも鮮明に覚えている。(片岡先生は2012年に105歳で亡くなられた)


(1998年発行の受験生向けの大学案内)

それから今迄、フランスとフランス語は常に、僕に幸福と良き出会いをもたらしてくれる。ハイライトはやはり留学していた1998年〜1999年の1年間だったと思うが、今は旅行者としてフランスの地に行けるだけでも幸せだと感じる。フランスに降り立つと、魂が解放されたような喜びに満ち溢れる。フランス語を忘れて久しいけれど、聞こえてくる言葉も目に入る言葉もフランス語であることが嬉しい。ふと「この先フランスに住んだら・・・」と夢想する。恐らく、何が何でもフランスで仕事してフランスに住みたい!という野望があるならば、何とかしてその道を探すだろうが、大学卒業の時点でその思いはなく、それは今でも変わらない。ゆえに現実的ではないので、夢想する。不動産屋に貼られている物件情報を何気なく見ていると、「あ、この家なら買えそう」と思ってしまう。でも次の瞬間「買わない」と心の中で呟く。夢想するだけ。住めば都、ならぬ、住めば現実。僕は今旅行者としてたまに訪れるから、100%楽しいだけで終わるが、生活するとなるとそれはたちまち現実となり、夢のような日々ではなくなる。それは1年という短い留学生活を通してでも充分に分かっていることだ。日本で仕事をして、日本で生活して、たまに旅行者としてフランスに来る。これが正に「いいトコ取り」だと思う。いつまでも夢を見ていられるのだ。やっぱりフランスっていいな〜、フランスにまた住みたいな〜・・・と。かの地に住んだら住んだで、アレコレ大変なのも分かっているのだ。

突然2年前辺りから、頑なまでのフランス一辺倒に豹変した僕は、今やフランス以外どの国にも興味がなくなってしまった。留学中も散々「フランス以外の国々も見てみたい!」とあちこち行ってみたけれど、それも今は昔。これからはフランスのどの地方を言われても「そこ、行ったことあります」と言えるように、行ったことのないフランスの町に行ってみたいのだ。1年に一度では足りないというか、まるで二重生活をするように、「また行くの?」と言われるように、そして先方からは「また来たの?で、また来るの?」と言われる位、行ったり来たりしたい。来年からは1年に2回は行こうと思っている。これまでもマイレージを貯めていたけれど、これからはもっと貯めて、1年に2度、無料航空券で行くつもりだ。

| マジメな話 | comments(0) |
いよいよ今日がフランス滞在最終日!フランスでの日常生活を謳歌したかった今回の旅最後の日は、去年と同様、友人宅近くにある郊外の町にある公園へ。去年はソー公園だったが、今回はロバンソンという町にあるシャトーブリアンの邸宅へ。ここにも大きな公園がある。

それにしても、連日良い天気に恵まれ、最終日の今日も雲ひとつない晴天!車でロバンソンに行き、まずはランチを。市場があったので、ちょっと寄ってみた。













公園に持って行って食べられるようなものはなかったので、パン屋へ向かう。それにしても、穏やかで住みやすそうな町!






パン屋でサラダとマカロンを買い店内で食べた。


シャトーブリアンの邸宅。政治家でありその後小説家としてこの邸宅で10年過ごした。シャトーブリアンといえば高級肉。料理人に命じて作らせたことから、この名前が付いたという。知らなかった!













敷地内にあるサロン・ド・テで紅茶を。





何とも優雅で贅沢な休日。8泊10日の楽しかったフランス生活もこれで終わり。フランスでの日常を毎日充分に謳歌した。日本での日常生活に戻るのが恐い位だ。名残惜しさは言葉にならない。でもまた近く、来年も日本とフランスの日常生活を往復しながら謳歌したい。

それでも………あーーー!!!名残惜しい。

空港に着いて、パスポート検査の後、マカロンを買う為にラデュレに行こうとして、アホみたいにラデュレの店の隣にいながらにして、案内掲示板でラデュレを探してた!マヌケ〜!!

さぁ、これから飛行機に乗って東京へ。

A l'année prochaine ! また来年!
| 旅行 | comments(0) |
今日はパリでハマム初体験!ハマムとはアラブ式公衆スチームサウナで、トルコ式風呂とも言われている。アラブ人の多いパリにはハマムもいくつかあるということで、今回体験してみることにした。パリで一番有名な5区にあるモスクは工事中だったので、19区(パリの北東)にあるMedina Centerへ。この辺りには初めて降り立った。洒落た区域ではないが、大きな公園があったり、突然オシャレな店があったり。


柔道着を着た子供たちが沢山出てきた。道場のようだが、名前がなぜか「キケンタイ」。なぜ?

さぁ、いよいよハマムへ!スチームサウナ、垢すり、普通のサウナ、プール付で44ユーロ。5千円程なので結構高い。他にもオイルマッサージなども追加料金で付けられる。曜日によって男女それぞれ入れる日が決まっており、土曜日のみ男女混合。もちろん水着着用。渡された石鹸で身体を洗い、まずはハマムの中へ。スチームが焚かれているので、霧の中にいるよう。タオルを敷いて座っている人もいれば横になっている人もいる(熟睡している人も稀に…)。熱くなったら一旦出てシャワーを浴び、またハマムの中に。それを繰り返しているうちに、垢すりの番が回ってきた。韓国垢すりよりは痛くない。10分程度で終わる。その後もハマムやサウナ、プールを自由に行き来。アラブ人が多いかと思っていたらフランス人も結構多く、更には若い人も沢山来ていた。決して安くないけどね!日本のスーパー銭湯の方が綺麗でもっと安い。

しかーし!ハマム自体は確かに疲れは取れるし、気持ちいいけれど、僕が一番気に入ったのはその後の休憩室。薄暗い部屋の中にマットレスが並び、自由に寝ていられる。ここが凄くアラブの雰囲気抜群で、ライトも美しく、不思議な音楽が静かに流れている。目を閉じ、人々の話し声や足跡をかき分けて、音楽だけに集中していると、別世界へと誘われるよう。過去への扉が開かれ、子供の頃の風景が蘇ってきた。夏休みの
母方の祖父母の家で過ごした日々、お向かいの家の犬の散歩コース。はたまた子供の頃に住んでいた家。当時の映像が鮮明に溢れてくる。一番楽しかった時代ということだろうか?夢と現、眠りと覚醒を行き来するようなまどろみの時間が、あまりにも心地良くて、まるで瞑想をしているようだった。

ミントティーを飲んでから、Medina Centerを出た時は既に4時間以上も過ぎていた。どちらかと言えば日本のスーパー銭湯の方が好きだけれど、あの瞑想のリラックスルームでの至福の時間はなかなか日本では味わえないかも知れない。

チャチャッと友人がレストランを検索してくれて、近くのイタリア料理店に行くことに。


レストランの斜め向かいにこんな洒落た店があった。


麺も手作りで、なかなか美味しい店だった。

とっても優雅で贅沢な、パリでの1日だった。
| 旅行 | comments(0) |
ボルドー最後の朝は快晴!相変わらずのんびり準備しつつ、しっかり筋トレもして(ほとんど中毒)、ランチに出る。





目当ての店はここ!



アパートの持ち主から勧められていた近所のパン屋に初日の昼に行ったら、ほんの少しのテラス席でフランス人たちが美味しそうに何かを食べていたのだ。それがとても幸せそうに見えて…。あの時は席がなくて諦めたので、最終日の昼に来ようと思っていたのだ。迷わず「あったかプレートを!」と言ったら、「あー、ごめんなさい、ないです」えーーー?!書いてあるじゃん!
「あったかプレート(要はサンドイッチとかじゃなく温かい料理のこと)は、ここ1ヶ月ほどやってないのじゃ」
「じゃあ、外で他に食べるものは?」
「このサンドイッチと…」
「それだけ?」(この間、フランス人たちが食べてたのは何だったのか?)
「あとは後ろにあるサラダと」
あー、これだったんだ!ってことで、それにする。バゲットもひとかけら付いてきた。



昨日までの贅沢ランチとは違うけれど、とても素朴で普通で、だけどバルサミコ酢が醤油のようにも感じられて、なんだかとても美味しかった。キウイと蜂蜜のサイダーも爽やかで美味しかった。

これでボルドー終了!!

アパートに戻り、最終チェックして、バスに乗り駅へ。このバス停がアパートの真ん前にあるのですこぶる便利。駅に着いたら、30分程時間があったので、カフェに入って、コーヒーと共にマカロンとボルドー名物のお菓子カヌレを頼む。このカヌレの美味しいこと!外はサクッ、中はモチッ!!程よい甘さ。ちょっとだけ日本に持って帰ろうと思ったのだが、とても感じのいい店員にカヌレは3〜4日しかもたない、数日後に日本に持って帰るなんてとんでもない!!と言われ断念。まぁ、カヌレは東京でも買えるから、帰国したら買って食べてみよう。

パリ行きの電車に乗り込むと、またもや自分の席が空いていない。というのも、ボルドーに来る時も、そして今回も、フランス人のオバハンが僕の席に座っており、「私の席そっちなんだけど、隣の友人と離れちまうから、アナタ席変わってくれない?」とのこと。まあ、別に構わんのだが、行きも帰りも窓際でボケーッと景色を楽しもうと思っていたのに、交換した席というのが、行きは窓際ではあったけどちょうど窓と窓の境で仕切りのところだった為、景色はよく見えず。そして今回変わった席は通路側。まったく、窓際を選択した意味など何もなかった。そして隣には別のフランス人のオバハンが足をおっぴろげて眠りこけている。まぁ、フランスで新幹線に乗って景色見て楽しいかというと、だだっ広い単調な景色が続くだけで大したことないのでいいのだけど!と居直る。

夕方、パリ郊外で1年ぶりに大学時代の友人と再会し、夜まで語らう。
| 旅行 | comments(0) |
ボルドー最終日。まずは、昨日ランチに行こうとして、休みだった店に電話して営業しているかどうか事前確認!無駄足を踏むのはアレですからね!無事、やっていることを確認し、意気揚々と来店。



12時の開店と同時に、一番乗りだったのでまだ誰もいない。









ちょっと変わったスパイスが効いてて面白い味なのだが、さほど好みではなく、更にはフランスではありがちな、麺がちょっと茹で過ぎに近かったのでマイナス。でも店員さんも感じよく、なかなか個性があっていい店だと思った。夜にも来たかったな。

店を出たところで、外観の写真を。









ワンちゃん、頑張るね!それを密かに撮影している僕は、きっと怪しい日本人に写ったことでしょう。

さぁ、いよいよ最後の街散策!


おしゃれ!これがワイン屋さん!


大劇場


ずっとこれで運転してました

午前中は曇っていたけど、午後になると快晴に。ガロン川にかかるピエール橋を渡って今日はアチラ側に行ってみる。コチラ側とまた違ったボルドー、はたまた人々の暮らしが見られることを期待して。



橋を渡るとカフェやレストランもあるのだが、すぐに住宅街になる。




古い住居の中に突然モダンな外観


チラッと見える電話が古い!

歩き疲れたのでベンチに座り、洒落たカフェを検索。すると、2008年にオープンしたスタートアップ支援施設「Darwin Ecosysteme(ダーウィンエコシステム)」を発見。生ごみを堆肥にする施設や、リサイクル品を扱う倉庫など、エコロジーに配慮した施設が立ち並ぶ中に、オシャレなカフェもあるという。しかもここから近い!(といっても徒歩15分) 迷わず行ってみる。


道中はこんな清々しい緑の中を。


マラソン人が行き過ぎる(「恋人よ」by五輪真弓)


この自転車は誰のもの?

目的地に到着。なるほど、施設内、見るもの全てが洒落ている。





















こんなオシャレなカフェの中で仕事している人もいて、なんだかとっても優雅で良い時間の流れの中、仕事が出来て羨ましいと思った。僕はビールを飲みつつ、ウトウトしながら本を読んでいた。

帰りはトラム(路面電車)で帰ろうと思っていたのに、結局30分歩いて帰った。途中、パン屋とスーパーに寄ったのだが、ボルドーのスーパーはさすがにワインの数が凄い!しかも安いし。




極々普通の小さめのスーパーでこの量である。

一旦アパートに帰り、荷造りを始める。意外にもちゃんとスーツケースに納まってくれたのでホッとした。もちろんパンパンであり、手荷物も重たいけれど。

ボルドー最後のディナーはBistro Rénoにて。これまで中心街から少し外れたところでランチやディナーを摂っていたけれど、今回は最初で最後にしてレストランがひしめく界隈にあって、物凄く賑わっていた。


目の前に見えるのは絵画ではございません。鏡です。


アミューズ


エスカルゴ(絶品!)


メイン料理はマグロ。

メインを選ぶ際、ビフテキにするか、このマグロにするかしこたま迷った。フランスに来るとちょっと変わったものを食べたくてなかなかビフテキを選ばないので、今日はビフテキを食べたいと思ったのだが、マグロに添えられているのがライスとWakamé(ワカメ)と書いてあり、フレンチと日本食の融合かも、これは面白い〜と、こちらを選んだ。味付けはバッチグーだが、どこにワカメちゃんがいるの?ってくらい、ご飯の中に沈み込んでいたので、大振りなワカメを勝手に期待していただけにちょっと残念で、さすがにこれだけのマグロも最後の方には飽きてきて、僕の向かい側の人が食べていた分厚いビーフステーキが悔しいくらいに美味しそうに見えたのであった。

とはいえ、連日こんなに美味しいものを外で食べるのも本当に珍しく、リサーチして良かったと、思ったのである。これもひとえに、パリほどの情報量がなく、検索しやすかったから!もう年々、僕は面倒臭がりになり、なるべく事前検索したくないのである。ネット社会は情報が溢れすぎていてワチャワチャしてしまう。ゆえにパリの店は情報がありすぎて、検索するのが億劫なので調べようとしない。

ありがとう、日本人の情報量が少ないボルドー!!!

さて、ボルドー最後の夜は、キンキラキンで締めたい。ブルス広場の商業会議所(旧証券取引所)と国立税関博物館を映し出す水鏡。昼間もうつくしいけれど、夜のライトアップは別格に美しい。

まずは昼間から。







写生する子供たち

そして、夜になると…





信じられます?更には、時間ごとに霧が出て幻想的になる。




なぜ人々は中に入りたがるのか、僕には理解できず。


ライトアップされるピエール橋


すぐ側でストレッチする軍団

明日からはパリ郊外の友人宅で過ごして日曜日の飛行機に乗ります!ブログ更新、遅れること必至(事前通達)。
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