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近頃、以前は全く考えられなかったが、毎朝、キチンと朝食を摂っている。トースト焼いて、コーヒー・・・だけではなく。茹で卵をすり潰した上に、クレソンとオニオンスライスとクリームチーズを乗せ、自家製ドレッシング(オリーブオイル、醤油、にんにく、たまねぎ、すりごま、塩、砂糖、日本酒、レモン汁を混ぜたもの)をかけて食べる。これが楽しみで朝起きるようなものだ。このドレッシングがサイコーなんである。そしてコーヒーも、あちこちの店で豆を買って試した結果、新宿のVERVE COFFEEが気に入った!一番濃いやつを買ったのだが、絶妙な苦みとちょっとした甘味のような味がたまらない。

さて、もう1ヶ月も前になるが、忘れた頃にこんなものが届いた。そう、レミパン!!ふるさと納税の返礼品。これは旧型なので、新型を購入しようかどうか随分迷っていたのだが、結局、ふるさと納税で旧型を手に入れた。10年前から欲しいと思っていたのである!(随分焦らしました)



蓋が立つというのがイイ。




蓋をしながら、調味料を入れられる。これも特徴のひとつ・・・だが、まだ一度もこの機能を使っていない。




フライパンなのに、鍋としても使える深さで、とっても使いやすい一品。これを機に、料理頑張るぞ!!・・・とはならず。たまにしか出番はございません。

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最近ふとした時に、東京に住み始めた20代の頃をよく思い出す。なんでかなぁ、と考えてみると、環境も人間関係も、そして街も、様々に変化していって、いつの時代も同じではないことを思わせられる、というのもあるが、秋に予定している4年振りのライヴに向けて久しぶりにスタジオ通いを再開し、音楽スタジオ独特の匂いに包まれながら、ライヴハウスのステージからの眺め、音、香りに思いを馳せると共に、当時の僕の「熱」を懐かしく思う今日この頃なのである。更には、またフランス語も勉強したくて、フランス人の先生を色々と探しながらフランス語を話し、それもまた嬉しく、なんだか20代の自分を取り戻そうとしているかのようでもある。仕事、ジム、音楽スタジオ、友人たちとの会食など、慌ただしく過ぎていく東京生活を謳歌しながら、不思議な思いで当時を見つめている。

様々な変化の中で、我が家の台所事情も変化した。といっても、お金の話ではない。例のアレである。以前のブログ(2017年3月29日「長いお付き合い」)にも書いた、18歳から20年以上使っていた電子レンジについぞ別れを告げ、新入りを迎えたのである。5月の連休に鶴岡に帰った際、従兄が要らないというまだ新しい電子レンジを貰い、それを機に、ついにヘルシオを購入したのだ。一気に最新設備!確かに長い間壊れずに働いてくれた電子レンジだったが、さすがにこの20年で世の中は進歩していた。新しい電子レンジは仕上がりが全く違う!

そして憧れのヘルシオは、出来立てホヤホヤと同じような仕上がりに変身させてくれる。特に揚げ物とトーストは絶品。てなわけで、僕は毎朝、このヘルシオで4枚切りのトーストを焼いて食べている。外はカリっとし、中はモチっ。喫茶店での絶品トーストと遜色ない。まぬけな僕は、たまにボタンを間違えて、真っ黒くろすけにしてしまうことも、実はあるのだが・・・。このヘルシオを進めてくれた方は、僕のそんなまぬけ話を聞き、どうやったらこの最大級にシンプルな機能のヘルシオで、そんなヘマが出来るのかと怪訝な顔を見せてくれる。確かにね、昔の電子レンジのように、使い方は至ってシンプル。なのにですよ、僕はいまだに、ちょっと押し間違えたり、時間設定間違えたりして、時々大失態を繰り返しているのである。そういうところがあっても、というか、そういうところがあった方が、人生豊かでいいじゃないの〜。

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とある日の夕方、仕事帰り、銀座のデパート、食料品売り場。蓮根が目に入る。肉詰めの蓮根に辛子蓮根に・・・。蓮根が好きなのである。買うかも知れない。でも今回は蓮根じゃなく、他のものを買うかも知れない。横目で蓮根をちらちら見ながらその場を通り過ぎ・・・ようとしたら、すかさず売り場のオバチャンが僕を呼び止める。
「ちょっとちょっと・・・!ちょっと、ちょっと・・・(手招き) 食べてって。もう、後ろ髪引かれるような顔で通り過ぎられちゃあねぇ。食べて貰わないと!」
この見たからにひょうきんそうなオバチャン、本当は人の心が読める超能力者なのではないか?
「お仕事帰り?んまぁ、そんなおしゃれな恰好して?んまぁ!・・・ちょっと、ほら、これ」
一口食べると、すぐ次を手渡される。いちいち言動と表情が愉快で、つい僕も喋ってしまう。その間も蓮根を食べさせられている。
「うちの蓮根が一番おいしいでしょ?・・・あら!蓮根お好きなの?じゃあ血液サラサラでしょ?健康診断引っかかったことないわね?んまぁ!これなんか、もうお酒にピッタリよ。お酒飲む?あら!じゃあこれなんか最高よ。日本酒?焼酎?どっちもイケる?」
本当はワインが好き、とは言わず。言ったら言ったで話が膨らみそうだったので。
「あ、これはねぇ、辛子蓮根。辛いわよ。食べる時に切って、んでラップして冷蔵庫に入れておけば4日は持つわよ。持てば、の話ね」
そして僕は思わずその売り場にあった辛子蓮根、肉詰め蓮根、そして蓮根の甘煮の3種類すべて購入してしまう。そして金額見てビックリ仰天。これで3千円なのである。
「3千円分も!嬉しいわ。おひとり?んじゃあ、パーティー出来るわよ!蓮根パーティー!」
「冷蔵庫に入れておけば持つんですよね?」
「この辛子蓮根はね。ラップに包んでね、4日。持てば、のハナシよ。こっち(肉詰め)の方は今日中に、としか言えないのよ、私たちは。・・・うん、そうなのよぉ〜」



それにしても、これで3千円。4食分は蓮根にしなければ。それでも超贅沢である。いささか買い過ぎだったかも知れない・・・と思いそうになる気持ちを飲み込み、この贅沢を正当化するために最後の質問をする。「この辛子蓮根、美味しい?」 まぁ、普通の質問というか、問答無用の質問である。「マズイわよ」と言って売る売り子はこの世に存在しないだろう。がしかし、目の前のツワモノはのたまった。
「辛いわよ!私ねぇ、辛いの苦手なのよ。ケーキとか、チョコレートとか、そういう方が私、好きなの」
・・・そういう問題?!
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なぜ人はテレビショッピングを観ると思わず電話してしまうのだろう?そしてなぜ、それにハマる人たちが大勢いるのだろう?きっとそこには、購買意欲をそそる巧みな話術があるのだろう。ハマってしまう人が羨ましい。僕もテレビショッピングを観て「ほしい!」と思ってみたい。とはいえ、テレビショッピングの番組を観ること自体、飽きてしまってダメ。これでは失格だ。

・・・ところが、その日は突然やってきた。テレビショッピングで毎日買い物をしているという八代亜紀さんが日曜日の昼の番組「ウチくる!?」に出ていた。番組の中で、スペシャルゲストとして登場したのが、1日1億円売り上げるという通販のレジェンド実演販売士、レジェンド松下さん。これがスゴかった。この時紹介した商品が「ウロコ・ファイナル」。風呂場の鏡にこびりついたウロコ(水垢)が綺麗さっぱり取れてしまうというすぐれもの。それを言葉巧みに操りながら実演をしていた。それを観た僕は目が点に。そして思ってしまった。
「それ欲しい!!!!!!!!!!」
さすがにテレビショッピング番組ではないので、電話はしなかったが、すぐさまネットで検索。1,200円也。しかしこれでは送料がかかってしまう。5千円分買うと送料無料になるというので、あれこれほしいものを探しまくり、結局お掃除関連商品を5千円分購入。



まんまとつられました。

とはいえ、実際「ウロコ・ファイナル」を使ってみると・・・奥さん!それはそれは綺麗な鏡になりました!いや〜!!スゴイ。

あ、そうだ。テレビショッピングでモノを買ったのはこれが初めてじゃなかった・・・。5年前に、腹に巻くだけで腹筋が鍛えられる「スレンダートーン」を買ったんだった(こちらの日記参照)。これはそれなりに使った後、結局飽きて、今はクローゼットの中に鎮座しております。

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我が家のキッチンスペースにある、この扉の向こうには、何が・・・?


初めて我が家を訪れた人に「トイレどこ?」と訊かれると、この扉を案内する。
が、しかし、その扉を開けて現れるのは便器ではなく・・・

ジャジャーン!古い洗濯機。


大学生の頃から使っているので、もうかれこれ20年以上。卒業後、東京に来て7年暮らしたアパートでは、洗濯機置き場がベランダだった為、カバーを掛けてはいたものの、雨風にさらされて、くたびれたお姿に。しかしそれよりも何よりも、1年前くらいから、脱水の時に、まるで東京中に響き渡るのではないかと思うくらいの轟音を響かせるようになった。いつ東京都から苦情が来るかとヒヤヒヤしている。買い替えたら?と言われるが、決心がつかないまま、ガタゴトどころではない轟音を聞こえないフリをしてやり過ごしている。

しかし、もう20年選手。やっぱり買い替えようかなと思っていると、甘い誘惑の声が囁かれる。
「最近の電子レンジってスゴイよ!ヘルシオのオーブンなんて、スーパーで買ってきたお惣菜がまるで作りたてのように仕上がるよ!」
それは聞きづてならない!なんつったって、我が家の電子レンジは洗濯機と同様に20年選手で、トーストを焼いても美味しくないし(オーブン機能も付いているのである)、冷凍ご飯を温めても美味しくない。とはいえ、まだ使える・・・と思いつつ、この20年の間にどれだけ電化製品が進化しているのかを吹聴されると心が揺れる。



20年頑張ってくれたこのレンジに別れを告げて、美味しく生まれ変わるトーストやクロワッサン、そしてお惣菜にご飯に出合うべきか、はたまた東京中に響き渡る洗濯機にサヨウナラをして、いるかいないか分からないような洗濯機を迎えるか。この際、フンパツして両方新調するか。日々、心は揺れる。

そんなある夜、洗濯機のあまりの暴れように、僕は本気で全東京都民からの苦情に怯えた。やっぱり洗濯機を買おう!早速明日、見に行ってみよう!!

ついに君とはさらばだよ!

しかし、お待ち下さい。

ふとパソコンに手が伸びる。「洗濯機 脱水時 音」と検索すると、いやいやいや、情報は溢れているではないか!この洗濯機と同じような運命を辿っている仲間が!!考えられる様々な原因の中に、「洗濯機を傾いた状態で動かすと騒音になることがある」というのが目に入る。ふーん。我が家の場合は傾いてないからこれは関係ない。と思いつつも、ほんの数センチだけ洗濯機自体を動かしてみた。するとどうであろう!なんと、今迄の暴れ馬が嘘のように、まるで5月の風のようにお静かになったのである!脱水時に!!あの轟音はどこに行ったの?え?感動で涙が出る位、無口な子になったのである。

数センチ動かしただけで解消するなんて。棚から牡丹餅。人生、何かで生じたズレは、思いも寄らないちょっとした調整で、元に戻ることもあるものなんですね。

というわけで、洗濯機はしばらくこのまま使用続行。電子レンジも・・・もう少し頑張ってもらいましょうかね。

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今年も例年通り、鶴岡で新年を迎えた。


大晦日のテーブル。全て母ひとりの手作り。頭が下がります。

昨年祖母を亡くしているので、静かな正月だった。それなりに楽しく年末年始は過ごしていたけれど、ふとしたことや何気ないことで、祖母の不在を痛感させられた。心のどこかで「どうしていなくなってしまったのだろう」と呟いている自分がいる。今回ふと思い出したのは、中学時代のとある日曜日のこと。多分だがあの日は親と喧嘩して、僕は部屋でヘソを曲げていたはず。反抗期真っ盛りの対抗心が作用したのかは定かでないけれど、そっと家を出て、自転車で20分程の祖父母の家に向かった。ちょうど昼時だった。親に行く先も告げず家を出て、僕は祖母に昼ごはんを食べさせてもらい、しばらくして帰宅した。青い時代である。思い返せば、親と喧嘩したり叱られたりすると、よく祖母に愚痴っていた。どんな話をしても、祖母は豪快に笑った。大声で。その笑い声と一緒に僕の憂さもどこかに飛んで行った気がする。祖母はよく笑う人だった。とても面白そうに。子供心にあの豪快な笑い方に憧れていた気がする。周囲の人をよく助けていた祖母は、強く明るい人だった。

1月4日、東京に戻る飛行機に乗った時、祖母の笑顔と笑い声をいつも思い出しながら生きていこうと思った。それだけで勇気と元気が出てくるような気がした。

5日は友達と東京で初めての初詣に行った。昼過ぎ、御茶ノ水の鰻屋で贅沢にうな重を食べてから、神田明神に行ったのだが、これがスンゴイ人の数!商売の神様が祀られていることで有名だからか、会社の人たちが皆でお参りに来ているようだ。怖気づいた我々は、最初に甘酒の店に入って、人の波が引くのを待つことにした。しかし、その店も次から次へと大人数でやって来るので長居も出来ず店を出たら、さっきよりも人の列が増えている!甘酒の前にお参りしておくべきであった・・・。参拝するのにこんなに並ぶとは思っていなかったのだ。とはいえ、ひとりひとりの参拝はパパッと終わるので、そんなに待たずに参拝出来た。



帰りは道路にまで人の列が連なっていて、警察が交通整理をしていた。いや〜それにしてもスゴイ人だった。人だかりの神田明神を後にし、日本橋で友達の買い物に付き合いデパートをウロウロし、夕方になってから麻布へ。もう1人友達が合流し、夜は3人でニュージーランド料理へ。ラム肉が絶品。しかもラム特有の臭みもなく美味しい。ついでに店員もノリがよくて面白く、ついついからかってしまう。新年、東京での1日目から、大いに大いに笑った笑った〜!!

そういえば年末に、かつてよく出ていたライブハウスから電話がかかってきた。音楽とは全く別件だったのだが、その電話をきっかけとして、今年は3年振りにライヴをやろうかと思っております!年内中には!!というわけで、年末から家で発声練習と演奏の練習も再開。意外と覚えているものです。ライヴが決まった暁にはよろしくお願いしますネ!

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あっという間に10月ということは、じわじわと師走も近づいているということである。恐ろしい・・・。

バッタンバッタンと晩夏は過ぎて行った。シンガポール出張から戻ってからの2週間は通常通り仕事して、せわしなく日々を送り、帰省して、東京に戻り、その数日後には再びトンボ返り。山形市で10年振りに友達と再会したり、故郷を友達と観光したり・・・していたらあっという間に10月というわけである。

 

↑振り向いて笑顔
↓振り向いて睨む


そして先日は千葉へ。岸惠子さんの一人芝居を観に。ホントは東京公演のチケットを、しかも良席を発売と同時に取っていたのだが、旅行の日程と重なった為そちらは手放していた。埼玉、千葉、神奈川と関東での公演は続いていたのだが、どれもこれも前売りの売れ行きがいいようで、後ろの席しか余っておらず、行く気にならないでいた。しかしやっぱり、これが「最後」と言われていた昨年の公演の再演だから、もう来年はないかも知れないと思い、千葉公演に行くことにした。

公演当日、会館に電話で問い合わせると、当日券は若干枚数しかないというので、雨の中、早めに家を出た。もし現地に着いて、当日券が手に入らなかったとしても、まぁそれはそれでいいやと思った。なんせ片道1時間半の道のり。読みたかった本が随分進むのだから、それもいいかと。当日券販売時間の10分前に到着。運良く当日券を入手出来た。しかも、座席表を見ながら、空いている中から選ぶことが出来たのだが、センターの真ん中席という超いい席!後部座席の前売りを買わないでおいて良かった。そう、当日券というのは、あらかじめ押さえられている関係者席が開放された分が回ってきたり、運がいいと前売り券よりも良かったりするのである。ラッキ〜!

公演の内容は自著「わりなき恋」の短縮版を朗読劇にしているので、あらかじめ本を読んでいると物足りなさを感じる部分もあるのだが、ピアノの生演奏と、著者の一人芝居で、秋という季節にぴったりの、充実した1時間40分だった。

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毎年、鶴岡にいる祖母と友人から庄内産の美味しいメロンが届きます。これが甘いのなんのって、そりゃあ口の中が大騒ぎになるわけですね。昨年は、大学時代の友人にひとつお裾分けしたら喜んでくれたのだけど、後日、その友人に会った際に開口一番に言われたのが、「実はメロンって苦手なんだけど・・・」。えええええええ?!メロン好きじゃない人なんているの??そりゃあいるか。まぁ、さすがに貰った手前「苦手だから要らない」とは言えなかったか。と、心がざわめいたのも束の間、
「でも、あの貰ったメロンは、なぜか、これは食べなきゃ!という気になり、食べてみたら、あまりの美味しさにペロっと食べた。甘くて本当に美味しかった!ありがとう」
いやはや、二度びっくりしたのであります。

今年は別の友人からLINEでこんな画像が届きました。埼玉の某スーパーで見かけたそうな。



この友人はその時は買わなかったのだが、僕が「最高のメロン」であることを教えてあげた為に、3日後に買おうといそいそ出かけたら既に売り場になし。店員に訊くと、メロンの中では売り上げナンバーワンなのだけど、熟れた為にもう売り場からは外したと。諦めきれぬ友人は「熟れていてもいいから売って!むしろ熟れていた方がいい!」と粘った。それでも店員はウンと言わず。そこでめげる友人ではない。なおも踏ん張った。すると、その店員は倉庫から1個庄内メロンを出してきて半分に割ったそうな。
「ほ〜ら、こんなに熟れているんですよ、お客さん」
ヨダレで床が水浸しになるくらい、その熟れたメロンに惚れ込んだ友人は尚更説得に熱が入る。
「お願いです!これを売って下さい!・・・何なら、安く売って!」
さすがであります。結局彼は、4個+先程半分に割られた分と合わせて合計4.5個のメロンを1,200円でせしめたのでありました。粘り勝ち。

さて、僕は別の友人から、メロンにブランデーを入れて食べると美味しい「らしい」という情報を仕入れ、スーパーで安物のブランデーを買い、庄内メロンにチョビチョビと入れてみたのであります。それが一番上の写真です。しばらく浸けておいてから食したところ、少しブランデーをケチってしまったのか、はたまたメロンの切り込みが足りなかったのか、さほどの感動は味わえず。

翌日。今度はもっと細かく切って、ドポドポとブランデーを垂らし込みました。



これが正に!その!メロンとブランデーのコラボレーションってやつなんですね!と頷きました。何とも贅沢な味。メロン単体でも勿論美味しいけれど、この豪華な融合もオトナな感じで捨て難いです。オススメです。

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気が付けば前回の投稿から早1ヶ月以上。もはやハルヴァも既に食している(「魅惑のハルヴァ」参照)。とんでもない味を想像しすぎていたからか、ぶっ飛ぶような美味というよりは、子供の頃に食べたような懐かしい味で、確かにごま油、ナッツ、そして蜜に様々な香辛料が次から次へと舌を楽しませてくれた。懐かしいと表現はしたものの、初めて食べたような感じも勿論あるのだ。変な安っぽい甘さはなく、食べた後に口の中に残る味が上品だった。

 

この1ヶ月はハルヴァとの出合いに始まり、あちこち食べに行った。ギリシャ料理、ブラジル料理(シュラスコ)、イタリア料理に焼き鳥に・・・・・・そして極めつけは、両親・祖父(90歳)&伯母と共に、河口湖(富士ビューホテル)、熱海(大観荘)に泊りがけで行ったこと。熱海の大観荘は友人たちと行った5年ぶりで、前回と変わらず身も心も舌も大満足に包まれた(今回もあわび三昧コース)。熱海の朝は雨に降られたが、それ以外は天気もよく、愉快な旅だった。僕のモットーは、行きたいところには行ける時に、行ける人と!後回しはせずである。

熱海から東京に戻り、体調を崩している伯父を皆で見舞いに行ったら、伯父に「毎日ブログを見ているのに6月8日から更新がない!」とご指摘。毎日欠かさず見てくれる人はこの地球上でそう多くはないので貴重な存在である。毎日アクセスしているにも関わらず更新がないというのはさぞかしガッカリのはず。そんな伯父の為にも更新頑張ります宣言を致します!くだんの伯父、更新の少なさを嘆いた後、もう一言追加で「ただ、(君の文章は)長い!」。これはお許し下され。なぜなら、僕は長い文章を読むのも書くのも好きだからである。かつては(特に留学時代)、手紙の長さにかけては一級品であった(質はどうであれ)。ルーズリーフびっしり10枚とか!逆に僕がそんな長い手紙を受け取ったら・・・やっぱり嬉しい。

贅沢に美味しいものを沢山食べた1ヶ月だったが、久しぶりに西荻窪の戎で焼き鳥を食べたら美味しいのに激安で、ヒデキ感激(ヒデキじゃないけど)。10年以上僕の髪を切り続けている美容師と久しぶりに飲んだのだが、憎まれ口が程よいつまみにもなり上機嫌で帰宅した。これに味をしめた僕は、別の機会に、これまた久しぶりに新宿の思い出横丁(ションベン横丁)に出没。西荻同様、安くて美味しい、を期待していたのだが、そういえばションベン横丁は安くはなかったのだ。カウンターに座れなかったので狭い2階のテーブル席に通され、ガラの悪い若者たちの異様な雰囲気の中、清潔感ゼロの店で、不味くはないが安くもない、どっかの国の店員の適当なサービスに、特に満足することもなく店を後にし、帰宅してからもあの不潔さを思い出して(特にトイレの行き来)、顔を歪めたが、逆に、こういう体験はいついつまでも笑い話として思い出に残るので、それもいいかと思い直した。だから思い出横丁なのか?違うと思うけど。

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米原万里回顧展で頭に血が上る」の続き。

米原万里ファンならば、一度でいいからハルヴァを食べてみたいと、心の底から思ったことがあるはずだ。もし米原ファンでハルヴァを知らないと言うなら、その人はモグリだ。食べ物についてのエッセイをまとめた本『旅行者の朝食』の中に「トルコ蜜飴の版図」というエッセイが収められている(今年刊行された『米原万里ベストエッセイ I』にも収録)。この中に描かれているハルヴァというお菓子、それは一体、何なのだ?そんなに美味しいお菓子とは何なのだ?ええええっ?どこに行けば食べられるのだ?と、すべての米原ファンは涎を垂らしてそのエッセイを読んだはずだ。その証拠に、米原さんが亡くなって7年も経った後の2013年に、NHKの『グレーテルのかまど』という番組で、「米原万里のハルヴァ」と題してハルヴァが取り上げられている

僕の文筆力では到底、ハルヴァの魅力を伝えきれないので(食べてもいないのだから当たり前だ)、米原さんの「トルコ蜜飴の版図」の一部をまずは読んで頂きたい。

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 小学校三年の秋、両親の仕事の都合でチェコスロバキアのプラハに移り住んだ。学校の帰り道、学友たちと駄菓子屋に寄って買うお菓子の人気ナンバーワンが“TURECKYMED”直訳すると、「トルコの蜜」すなわちトルコ蜜飴だったのだ。 
 ヌガーをもう少しサクサクさせて、ナッツ類の割合を多くした感じ。並のキャンディーやチョコレートじゃ太刀打ちできないぐらい美味しい。 
 なのに、ロシア人のイーラは言う。 
「これなら、ハルヴァの方が百倍美味しいわ」 
「そのハルヴァっていうの、食べてみたい」 
「えっ、ハルヴァを知らないの。じゃ今度、モスクワに帰ったときに買ってきてあげる」 
 夏休み明けの九月一日、イーラは約束を果たしてくれた。ちょうど靴磨きのクリームが入っている缶のような形とサイズの青い容器。蓋に白字で“ХАЛВА”(ハルヴァ)とだけ書かれてある。今も青い丸い缶に“NIVEA”と白地で書かれたニベア・スキンクリームの容器を見るたびにイーラが持ってきたあの缶を思い出す。 
 蓋を開けると、ベージュ色のペースト状のものが詰まっていた。イーラは、紅茶用の小さなスプーンでこそげるように掬うと、差し出した。 
「やっと手に入ったの。一人一口ずつよ」 
 こちらが口に含んだのを見てたずねる。 
「どう、美味しい?」 
 美味しいなんてもんじゃない。こんなうまいお菓子、生まれて初めてだ。たしかにトルコ蜜飴の百倍美味しいが、作り方は同じみたいな気がする。初めてなのに、たまらなく懐かしい。噛み砕くほどにいろいろなナッツや蜜や神秘的な香辛料の味がわき出てきて混じり合う。こういうのを国際的に通用する美味しさというのか、十五カ国ほどの国々からやって来た同級生たちによって、青い缶は一瞬にして空っぽにされた。 
 たった一口だけ。それだけでわたしはハルヴァに魅了された。ああ、ハルヴァが食べたい。心ゆくまでハルヴァを食べたい。それに、妹や母や父に食べさせたいと思った。ハルヴァの美味しさをどんなに言葉を尽くして説明しても分かってもらえないのだ。

(2002年、文藝春秋刊、米原万里著『旅行者の朝食』収録「トルコ蜜飴の版図」より)
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エッセイの中では、ここから先、数十年に及ぶハルヴァ探しが展開される。イスラム圏を中心に、ハルヴァというお菓子は広がっているが、地域によっても微妙な違いがあり、米原さんが最初に食べたのと同じハルヴァに再び巡り合うまで、かなりの時間と偶然を要している。その遥かなる道のりが、読者に「その魅惑的な食べ物はどんな味がするのだろう?」と強く思わせる。僕だって多分に漏れず、ハルヴァを食べみたいと切に願う米原ファンのひとりだった。米原さんの実妹・井上ユリさんの新刊本『姉・米原万里 思い出は食欲と共に』の中にもハルヴァについて書かれており、2人が食べたあのハルヴァにもっとも近い味のハルヴァに再び出合えたことが明かされている。

今回、米原万里回顧展で配られたハルヴァがそのハルヴァなのか訊くのを忘れていたが、きっとそうに違いない!今、僕の手元に、その憧れ続けたハルヴァがある。口にすれば十数年来の願いが叶うのだ。でも、いつ食べられるのか?今すぐにでも食べられるのだが、万全な時を僕は待っている。勿体ぶって、今だ!という時に、コンディションを万全にして食べたい。そう、きっと、近いうちに・・・。


回顧展で貰ったハルヴァ
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