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今朝の朝食では、ホテルの人がオムレツを焼いてくれた。なんで昨日はなかったんだろう?!クロワッサンが足りないと言って、走って買いに出かけていた。自由!!

さて、いよいよ今日がフランス最終日。午前中はダメ押しで衣装探しにサンジェルマン・デ・プレへ行くが、やっぱり見つけられず。何度も言うが、女性モノ多すぎ!!ボンマルシェ(老舗デパート)にも寄ったが、見つけられず。もうやぶれかぶれで、カバン買おうと思ったが、気に入るものがなく。日本の方が種類豊富で安いだろうと、あっさり諦める。よくよく考えると、今回パリではずっと買い物していたのに、何も買えなかった。友達の言うとおり、やっぱり東京の方が衣装は見つけやすいのかも。

サンジェルマンの超美味しいレストランSemillaで友達とランチ。味噌、あずき、梅など日本の食材がよく使われているのが面白い。

 
 
 

夕方4時、ホテルに荷物を受け取りに行く。初日に出迎えてくれたのにそっけなくしてしまった猫に一言謝りたいからと、猫を呼んでもらった。

 
 
 

猫好きじゃないので、初日は離れてほしかったのだ。あっち行ってくれとばかりの態度をとっていたのだが、それなのに、親切にも受付まで誘導してくれた猫。こんな人懐こい猫は見たことがない!今回は、出口まで誘導してくれた。不思議な猫!最後に和解出来て良かった。

今、空港へ向かう電車の中。バスクの一週間は散々な天気。これはアンラッキーというより、この時期を選んだ僕が悪い。その中でも肝心な時に晴れてくれたり、アンラッキーの中でもそれなりにはラッキーだった。そしてパリでは衣装を見つけられずストレス!!という、なかなかの日々だったが、とっても良いホテルでいい時間を過ごしたり、いつものように友達と遊んだり、振り返るととても濃い楽しい時間だったと思える。なんと言っても、やっぱり、どこに行ってもフランス人は親切で感じがいい。それに尽きる。終わりよければ全てよし!!

と、書いたところで、空港の一駅前で電車停まる。一旦降りて次の電車を待つハメに。フランスはこういうことがあるから油断ならない。ちょっと早目に出て良かった。

無事に空港到着。出国審査も空いていたので、余裕でラウンジへ。シャンパンと共に名残惜しむ。
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ホテルの食堂に行くと、既に自分用の朝食がセットされていた。

 


この光景、幸せな朝食という感じ。

 
 
 
今日のパリは曇り

ライブの衣装を求めて、今日はパリからずーーーっと東の郊外にあるアウトレットへ。小1時間かかるディズニーランド近く。有名ブランドのものがだいぶ安く売られている。が、なかなか気に入るものが見つからない。今知ったことではないけれど、女性向けの洋服がかなりの率を占めている。これは古今東西変わらない。でもあまりにも見つからなくてウンザリしていると、ドルチェ&ガッバーナになかなか派手なスーツがあり、しかも半額近くだったので、これはいいかも!と思ったが、ひとサイズ大きい。店員は「ぴったりですよ!ほら、肩のところも」とセールストークしてくるが、その肩のところが大きいのだ。結局小さいサイズはなく、諦めて、うなだれてパリ市内に戻る。もしかしたら、と、シャンゼリゼ通り近くのドルチェ&ガッバーナ直営店に行けばいいのがあるかも、と思ったがなかった。


はからずもシャンゼリゼ

ついでなので、他のブランド店も見て回ったが見つからず。仕方ないので、友達と待ち合わせているサンポールに早目に行き、マレを見て回るも、結局ない。女性モノは山と売ってるのに!!!

一日中探し回って見つけられない。一体どこに行けばあるというのだ?派手なスーツは!!

友達と落ち合い、ディナーをして夜遅く帰った。今日がパリ最後の夜だ。あーーー、いつものことながらあっけなく過ぎるなぁ!!
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バスクよ、最後にありがとう。晴れてくれた。いつも、朝方は嵐だったから、雨風の中をスーツケース持って移動するのは避けたかった!

パリは晴天!良くも悪くも見慣れた風景だ。

予約していたホテル、エデン・ロッジは都会にありながら緑のある素敵な空間。全5室で、6室じゃないとホテルとして認められないため、シャンブルドット扱いなのだとか。出迎えてくれた猫が妙に人懐こく、猫嫌いだというのに、それは通じず、フロントまで案内してくれた。

 
 
 
エントランス


食堂。ここで朝食が振る舞われる。明日の朝が楽しみ!




 
 
大きなバスタブ
 

このホテルの自慢は日本製のシャワートイレ

早速マレ地区へ出かける。次のライブの衣装を買いに。パリ一のオシャレな区域なので、衣装といえばここかと思ったが、見つからず。でもマレはオシャレで好きだ。

 
 

 
 
日本茶の店
 
チョコレート店 
 
古いポスターの店 

前回来た時に友達が偶然に入った美容院で、今回は僕が髪を切ろうと思っていたので、衣装探しの情報収集を兼ねて早速髪を切りに行った。

 
 
 
 
 

夜は、パリ郊外(南側)に住む大学時代の友人宅にお呼ばれ。喋りまくったが、早目に帰ろうと11時前には家を出たのだが、あろうことか電車で寝過ごしてしまい乗り過ごし、パリ市内を通り過ぎ北側まで行ってしまった。ホテルに戻ったのは1時半!!
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どうしても朝は嵐じゃないと気が済まないのね、バスクさん。朝からテンション下がりますよ!日本の友達とテレビ電話した後、ちょうど雨もおさまったので、バスに乗り、予約していた1つ星レストランへ。バスを一緒に待っていたおばさまは、とても感じが良く、バスを降りる時僕にまで挨拶をして行った。どういうふうにしたら、あんなに見ず知らずの他人にまで笑顔で感じ良く出来るのだろう!相対的にフランス人は感じがいいが。

バスを降りて歩いて店に向かっていると、例の如く突然雨が降り出したかと思ったら、なんとあられが勢いよく降ってきた。ついでに雷一発付き。もぉーーー!1分程で止んだが、足元びしょ濡れ。バスクなんて早く出て行きたい!(明日からパリ)

だがそんな憤りも店に着いて消え失せた。さすが1つ星レストラン、雰囲気もサービスも抜群。


Restaurant L'Impertinent

82ユーロ(9千円)のコースにするか、38ユーロ(4千円)のランチコースにするか、昨日からしこたま迷ってらせっかくだし82ユーロにして、夜はカスミを食べて過ごそうと思ったのだが、やっぱりそれは止めて、楽しいことのない今のバスクで、ひとつでも楽しい思い出を作れるように、夜もちゃんとした食べ物を食べることにし、昼は38ユーロのコースにした。量的にはこれで正解だった。


美味しいシャンパンでびしょ濡れの不機嫌も帳消し!それもそのはず、これ、一杯2,500円もするシャンパンだったのだ。美味しくないワケがない。


見た目からしていちいちオシャレなパンは最高の味と食感。普段バターは付けないのだが、この自家製バターがしこたま美味しくて、パンと共に持ち帰りたい位だった。パンはこれまでに食べたことのない香ばしさで、もう二度とこんなパンには出会えないのではないかと思う。

 
 
 


やっばり、美味しい食事していると、幸福感で満たされる。それだけで、バスクに来た甲斐があったと思える!僕の後に入ってきた夫婦はデカい犬連れだった。1つ星レストランにも犬の入店が許されるフランスって、なんだか素敵に思える。犬に生まれるなら絶対にフランスに生まれた方がいい。その犬は見るからに性格が良さそうで(つまりは安定している)、尻尾をフリフリした時の、テーブルクロスに当たる音、床にバタンバタンと当たる音が可愛かった。店の人が犬用に水を持ってきて、それを美味しそうな音を立てて飲む音も愛おしかった。

珍しく午後はあまり雨が降らなかった。街中まで歩いて行くと、さすがに海がすぐだからか、吹き飛ばされるかと思う位、風が強かったが、青空がお出まし。明日は飛行機無事に飛ぶだろうか?!飛んでもらわないと困るだによ。

 


カフェを求めて歩いていたら、和食のコーナー発見。
 


昨日とは違う居心地のいいカフェで、ブログ更新と読書。ディナーまで時間潰そうと思ったのだが、ふと、タオルウォーマーのスイッチを入れたまま洗濯物を干してきて、それが焦げて火事になってやしないか心配になって居ても立っても居られなくなり、途中一旦帰宅。無事にアパートは焼けもせずに存在してました。そりゃそうだ、あんなんで焦げて火事になるワケがない。


夕方、ディナーする店に念の為予約の電話を入れたところ、大きなテーブルに他の客との相席になるけどいいかと確認され承諾した。L'Entre Deuxという店は、あの、3日前に予約せずにのこのこと出かけて行き入れなかった店から独立して作ったのだとか。リベンジでいいじゃん!

噂に違わぬ人気店で満席だった。右隣のフランス人老夫婦、左隣のイタリア人のおじさん、おばさん3人グループとの相席。42ユーロと67ユーロのコースがあり、ちょっと迷いつつ、せっかくなので後者にした。

 
 
バスク滞在中ホタテはこれで3度目、ビーツは3食連続でさすがに飽きてきた
 
 

美味しかったけど、ナゼに1つ星レストランを最後にしなかった!?と思ってしまった。パンから何から何まで、どうしても昼に食べたものと比べてしまい……

これにてバスク滞在終わり。毎日天気が悪くて、ムシャクしたけど、何だかんだ言いつつ、一週間のバスク滞在、今となれば楽しかった。ジムに行ったり、日常生活を送ることができたし、やっぱりどこに行っても、人々が親切だったからだ。それに尽きる。

あとは明日の朝、嵐にならずに空港へ行ければ!!
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朝から雨、風、寒。気が滅入る。ビアリッツにはあと2泊してパリに行くことになっている。1日早く切り上げてパリに行ってしまおうか、と真剣に考える。既にここのアパート代は支払い済みだし、飛行機の便を変えるにしてもお金がかかるが、お金より時間のほうが貴重な気もする。やっぱりパリに早く行ってしまおう!と、飛行機の変更手数料を調べたらなんと70ユーロ。早割で買っているので変更手数料は高いのだ。無駄にすることになるアパート代と合わせれば2万円以上の損になる。それを考えるとバカバカしい。だって、2万円あれば高級レストランで食事が出来るのだ。じゃあ、ここに留まっていいレストランに行った方がいい。そうだ、これはもう発想の転換。今日と明日は、美味しい食事に生きよう。地元民のような生活をしよう!

てなわけで、まずは遅い朝食をとりに、No. 4 Coffee Stationというカフェに出かける。

 

なかなか居心地のいい空間


オムレツとコーヒー

バスク本と雑誌に載っている美味しいレストランを改めてチェック。観光も出来ないんだから、この機会を利用して、この本に載っている1つ星レストランに行ってやろう。早速ネットから明日の昼に予約を入れる。そして今日の昼は別のオススメの店へ行くことにした。

朝食を終えたばかりなのに、次の店へ向かう。人気店Le Pim'pi Bistrot。予約なしで行ったが座れた。

 
 
 


20ユーロのコース。美味しかったけれど、この店じゃなくては!!という程でもなかったような。僕の記憶の中では、ボルドーでたまたま入ったレストランの気絶するほどの美味しい料理と、これまたボルドーの、ブログ検索して行った人気店の、その日の疲れを一瞬にして忘れさせてくるほどの衝撃的な料理(いずれもそんなに高くない)が刻み込まれているので、それを基準にしてしまうとツライかも知れない。

のんびりランチして、読書して、一人のくせに結構長居した。ライブの参考資料に持参した本をちゃんと読んでみたら結構面白くなってきたのだ。店を出たら、はい、雨・風・寒。もう、雨は見たくない!飽きた。ついに僕の折り畳み傘が壊れた。雨宿りしていたデパートで買おうかと思ったが、日本の方が断然軽くて質が良くて安いと思い、フランスで買うのもシャクなので止めておいた。


右に見えるのはカジノ。夏なら賑わうんでしょうよ。


夏だったら全然違うんでしょうよ。

ワイン買ったりしていたら雨も止み、一旦帰宅。別にこれといって何もしていないが、ひと休みした後、ジムに行くことにした。昼に検索して、ようやく、会員じゃなくても入れるジムを見つけたのだ。これぞ正に「生活するように旅をする」。地元の人たちの中に入って何かをやりたいのだ。しかし、いざ出かけようとするも、強い風の音を聞くと萎える。外に出たくない!でも出るんだ!!今行かないでいつ行くんだ!今でしょ!!
ってな会話をひとりでやっていたわけではないが、気合い入れて外に出る。歩いてもバスに乗っても20分なのでバスに乗る。

千円程度で1日会員になれるので結構お得だ。フランスのジムは初めてなので新鮮!何より驚いたのは、日本だと太ったおじさんの率が結構高いのに、ここではマッチョ率の方が断然高いこと。そして不思議なのは、腹筋のトレーニングをしている人がほぼ皆無、というか、腹筋用のマシーンがなく、一台だけ腹筋のベンチがあるのだが誰も使っていなかった。フランス人は腹はどうでもいいのだろうか?!ともあれ、フランス人に混じり、フランスでのひとときの日常生活を楽しむことが出来て満足!スタッフも感じ良かった。感じがいいのはジムに限らないけど!

アホな事件はその後起こった。夜7時半、アパートに帰るのに、さっき使ったバスは既に終わっていたので、そこからちょっと歩いて別のバスで帰ることにした。寒空の下バスを待ち、ようやく暖かい車内に身を置いてホッとした。見慣れた中心街に入り、そろそろだなと思っていたのに、なぜかバスは途中から見知らぬ所へと曲がった。慌てて運転手に訊ねると「そこには行かないよ!」と言うではないか!どういうことだ?
「だって、38番のバスはそこに停まるって書いてあるんですけど!」
と泣いて訴えたら、「今、38番と言いましたね?このバスは36番ですよ(ニコリ)」
運転手のその言葉を聞いた2秒後、僕の目に飛び込んできたのは、さっきまでいたジムという、衝撃的な光景だった!僕はジムを出て、離れたバス停で寒い中バスを待ち、バスに乗ってめでたく再びジムに戻って来たのであーる!うん、茶目っ気たっぷりね。いいえ、アホンダラね。うなだれた僕は「ここ、さっきまでいた場所なんですよ。また戻って来てしまいました」という気力もなくバスを降り、すぐのバスがなかったので、20分歩いて帰ることに。寒い。風強い。雨が降ってないだけマシか。まったく、踏んだり蹴ったりだ。歩いたこともない住宅街の夜道を歩くのはちょっと不安だったけど、無事に辿り着いた。

9時前、アパート近くのレストランに入る。近くにこういう店があるってのはいい。美味しかったら明日も来よう。と思ったが、肝心の味が今ひとつだった。残念。

 
 


10時過ぎ、帰宅してすぐ、雨。
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実は今日が誕生日。シーズンオフのバスクで、雨のバスクで、寂しげなバスクで、ひとり侘びしく迎える誕生日……が、しかし、奇跡は起きた!朝から晴天だったのだ。青空が見える。窓から顔を出すと、向こう側にはどんより雲が見えるものの、朝からこんなに晴れているのは今日が初めてで、何かいい予感がした。

今朝はバイヨンヌのアパートを出てビアリッツにお引越し。ゆっくり準備をし、さあ、出ますぞ!というその時、玄関のドアを開けた途端、ザーーーっと雨。まるでコントだ。一瞬部屋に戻る、が、10秒程で止んだ。バスで40分程度のビアリッツは有名な避暑地だけあって、バイヨンヌとは雰囲気が異なる。どことなくスペインっぽい。

 
 
 

これは今回泊まるアパート

 
 
 
 
 
 
 
ベットルームがふたつ。一人で泊まるには勿体ない!

 
 
バスルームはガラス張り

今日は今迄よりも天気の機嫌がいいみたいだ。確かに雨は降るが、晴れている時間の方が多い。また明日どうなるかわからないので、今日は遠出することにする。バスで30分ほどのゲタリー。雑誌に載っていた小さな村だ。特に何もない。夕焼けが美しい素朴な村。

一度バスを乗り継ぐのだが、乗り継いだ後のバスが、ヨーロッパにありがちな、次の停留所のアナウンスも電光掲示板でのお知らせもないバス会社で、案の定、ゲタリー通り過ぎ、変なところで降りてしまい、折返しのバスが来るまで40分以上も待つハメに。おとなしく待っていると、10歳位の坊やがスケボー抱えてやって来て、僕に「ニイチャンも3番のバス待ってんの?」と訊いてきた。このやりとりだけで、乗り過ごして良かったような気になれた。なかなかやって来ないバスを二人で無言で待ち、来た気配がした時、スケボー坊やが「来たよ!」と知らせてくれた。

そこから十分程度。やっぱり、バスク地方には今頃来るんじゃなかったと後悔した。夏に来るべきだぞ!この寂しい光景。やり切れないではないか!

 
 
 


郵便局


日本の方が経営しているという調味料の店!

バスを降り間違えて1時間程のロスをして、ようやく辿り着いた村なのに、滞在時間10分で退散。閑散としているし、寒いし、オモシロクナイ。夏なら賑わっているのだろう。やっぱり、バスクは夏!

即退散にはもうひとつ理由があって、スマホで地図やカメラを使っているので電池の減りが当然早く、モバイルバッテリーで充電しているにも関わらず、なぜか電池が減り続けるという怪現象にイラついていたのだ。このまま減り続けて、充電がなくなってしまうと、地図もなく帰れなくなってしまう可能性があった。

はー!テンション下がるなァ〜。元はと言えばこの時期にバスクを選んだのが悪いんだけど!

無事に帰宅して、近所のワインバーで食事。もう観光も何も期待できないから、食事だけに楽しみを見出すことにした。

 
 
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連日雨なのは分かりきったことなので、昨日は郊外のショッピングモールに逃げ込むことにした。まずはとにかくベルトがほしい!!ずり落ちてくるジーンズを穿いてバスに乗る前に、フランスに来ると必ず立ち寄るDEVREDに行けば必ずいいのがあるだろうと行ったが、気に入るものは見つからず。向かいの店でも見つからず。

降りしきる雨の中バイヨンヌからバスで15分程度のショッピングモールへ。ここにいれば雨の心配もなく買い物も食事も出来る。ずり落ちるジーンズを何度も上げながら、ベルトがない限り先に進めないので、あちこちのベルトを見る。ようやくそこそこ気に入ったベルトを見つけてホッとしたのも束の間、さっきまで手にしていた折り畳み傘がないことに気付く。ベルトを買った店に舞い戻るも「傘なんてなかったですよ」と言われ、それまでに立ち寄った店に行くも見つからず。たかが安物傘だが、今度は傘を買わなくてはいけないのかと苛ついてくる。でもよくよく考えたら、やっぱりベルトを買った店の中に置いた記憶がはっきりとあったので、再度舞い戻る。
「傘なんてないですわよ、お客さま!」
「でもここに置いたんです」
「とは言ったって、現にないじゃないのさぁ!(そんな口調ではなかったが) 他の店に置いてきたかもって、あーた仰ってたじゃない?」
ふと足元を見ると、台の下に傘の先端らしきものが見えたので、それを引っ張ったら「あったじゃーん!」

その後たっぷり買い物をして、3時頃に雨の中バイヨンヌに戻った。相変わらず降ったり止んだり大忙しだ。こうなったら、当初の「生活するように旅をする」の実践だ。観光は二の次にして、ジムに行こう!町中にあるジムに早速行って「会員じゃないんだけど、一回だけ使うことは出来ますか?」と訊いたところ、
「いいえ。会員制なので無理です」
あっさり断られた。日本の大きなジムなら有料て体験入会あるから期待したのだが…。無理なら仕方ない。

帰宅前にお土産をしこたま買い(お土産は旅の前半に済ませると気楽。それらを持って移動する羽目にはなるが)、夕飯をテイクアウト(マカロニグラタンとサラダ)して、5時頃帰宅。13,000歩も歩いたのでさすがに疲れ、ベッドに横になった。ふと気がついたら7時半。つい寝てしまったのだ。起きて夕飯食べなきゃ。と思っていたら9時半。お次は11時半。あー、サラダとマカロニグラタンが…。結局、そのまま朝方まで寝てしまったのであった。

今日も雨。あーーー、こうも連日雨だと、さすがにげんなり。やっぱりバスクは夏に来るべきなのだ。至るところの店で天気の話になったが、秋冬は天気悪いね、そもそもここは雨が多いし、11月はダメだね、と言われるとやっぱりそうか……判断誤ったな、というか、薄々感じてはいたのだが。「先週は天気良くて暑かったんだけどね〜」と言われるとガックリ。まぁ、半年おきにフランスに来てるんだから、こんなこともありか。これまでがラッキー過ぎたのだ。

とはいえ、雨は気が滅入る。今日は出かけるの止めようとも思ったが、でもやっぱり出かけよう!と雨の中、バスを待った。風が吹いて寒いぞ、コラ!サン・ジャン・ド・リュズという小さな港町へはバスで1時間程。例のごとく、雨が止み青空が顔を出した。雨が止むとホッとする。しかし向こう側の空は恐ろしい色。きっとこの晴天も長くは続かないのだ。

 
 


バスを降りると風が強くて寒い。また雨が降ってきた。もーーー、雨と寒さで散策どころではない。お土産をちょっと買って、この町に来た唯一の目的を果たすために、とある場所へと向かう。くだんのバスク本に紹介されていた「フレンチバスクでいちばん美味しい」らしいレストランZoko Mokoへ。



店内に入るとあったかい!ホッとしながら上着を脱ぐ。改めて挨拶をし、1人だと告げると、
「ご予約は?本日満席です」
頭の中、まっくろ。予約でいっぱいだと?この店の為に寒い思いしてやって来たのに!思わず、
「たった一人分の席もないですか?」
と訊いてしまった。ないものはない。確かに事前に電話で確認しなかった自分が悪い。昨日も一昨日も定休日だから電話出来なかったんですよ!とはいえ、今朝すべきだった。店の人は感じが良かった。悪いのは自分。しかし、なんかみじめな気分。これからどこに行こう?他の目星しい店は今日も定休日。本に載っていた昔ながらの食堂に行くことにする。
「予約してないんですけど」
「ウチは予約受け付けてないから」
感じのいいおじちゃんとおばちゃんに迎えられ席に付く。見渡すとじーさんばーさんがほとんど。隣のじーさんばーさんと同じものを頼む。



あっという間に食べ終わってしまった。気のいいおばちゃん店員にデザートはいかがかと訊かれたので、要らないと答えたのを聞いたおじちゃん店員が、
「どうしたらそんなこと言えるかーー?ウチの手作りプリンなのにーー!ほれ、これーー!」
と、隣のじーさんばーさんが食べているプリンを指差す。なんかこの素朴なやりとりが妙に面白くて、「じゃあ頼むよ!」と言ったら、おじちゃん店員満面の笑み。隣のじーさんも微笑んでいた。

 


僕より一足先に隣のじーさんばーさんが席を立った。その時びっくり。老夫婦二人だと思っていたのに、なんと、でっかい犬も連れてきていたのだ。まったく気付かない位おとなしく気配を消していた。騒がないし吠えない。かわいいーーー!思わず後ろ姿を隠し撮り。 


目当ての店には行けなかったけど、素朴で気のいい店員たちのいる食堂に行けたので満足。さっさとバイヨンヌに帰ることにした。また雨。

4時頃に戻り家でのんびりした後は、さっき予約した店にディナーへと赴いた。ここはバイヨンヌで一番と言っても過言ではない(らしい)オシャレな人気店La Table。ギリギリ予約出来たのだ。もちろん満席。

 
 

50ユーロのおまかせコースにした。

 
 
わさびも使われているので、味付けがちょっと日本風


フランス料理でタコは珍しい!

 
 
 

料理はどれも美味しいのだが、隣の席にいたおばさん(あえて!)二人組のそれぞれの子供(4、5歳の女の子)が、一瞬たりとも口も体も黙ってはいられず、絶えずうるさかったのには閉口した。親もたまに静かに注意するくらいで、子供はテーブルの下をくぐったりして騒がしい。当然こちらにも迷惑がかかる。一度「隣のステキな紳士(とは言わなかったが)に謝りなさい」と注意され、僕にぎこちなく謝ってはきたものの、騒々しさは変わらなかった。万国共通ですね。昼間の犬の方が500倍お利口でした。

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珍しく夜中に目が覚めてそのまま起きていた。外は雨。朝になり、着替えようとしたら、あろうことかベルトがない!!忘れてきてしまったのだ!家に。来る時はベルトのいらないスウェット系を履いてきたので、全くもって気が付かなかったのだ。フランスでベルトを買う羽目になるとは。買わないと11日間同じスボンを履かないといけなくなる。

スペインとフランスにまたがるバスク地方(フランス南西部)ビアリッツ行きの飛行機は8時半発。そもそも購入した時は10時半発で朝もゆっくりだったのに、数ヶ月前に時間が変更になったのだ。そのせいで、ゆったりとした朝を過ごせない。なんせ、遅くともホテルを7時には出なくてはならないのに、朝食は6時半からなのだ。


ホテルのレストラン。障子のようなにデザインが日本っぽい。

先にチェックアウトを済ませ、慌ただしく食べ、リムジンバス乗り場に行く。7時発なのに、7時には来ない。少し焦る。10分遅れでやってきて、空港まで10分のはずが15分かかって到着。この時既に7時半前。8時までには荷物を預けなくてはならないのでちょっと焦る。車はエールフランスの発着と同じターミナル2に着くので、まあ何とか間に合うだろうと歩いていると、いつの間にか乗り場の2Gの文字が見当たらない。係の人に訊くと、それはここではなく、あっちからバスに乗って行かなくてはならないと!えーーーっ?!バ、バ、バ、バスに乗って行かなきゃならないの?その2Gまで?走る。もしかしたら、間に合わないかも知れない。バス乗り場が分からず、再び別の係員に訊く。ようやくバスを見つけ安堵。しかしなかなか発車しない。その時点で7時40分。ハラハラしていると、東洋人の女性が乗って来て、僕に「日本の方ですか?」と話しかけてきた。奇遇にも彼女も同じビアリッツ行きの飛行機で、焦っていたのだそう。しかしバスは動かず、しびれを切らして運転手に訊ねると、あと2分で出るという。7時50分。ターミナル2G到着は7時55分の超ギリギリセーフ!なんとまたしても偶然、その日本人女性とは席が隣同士だった。

天気予報は雨。風も強い。この数日のハナシではなく、これからずーーーーっと。シーズンオフだし、この辺りの秋は曇ってて雨も降るのかなと少し覚悟はしていたが、さすがにげんなり。空の上は憎らしいほど晴天なのに、着陸が近づくと結構揺れて、風の強さを物語っていた。案の定、あいにくの雨。こればっかりは仕方ない。自分の意思でどうにかなるものではない。いーや!なんとかなるのであーる。念ずれば花開く。これまでだって、悪天を晴天にしてきたではないか!とヨーロッパの天気予報は当てにならないのであーる。去年だって100%雨、嵐!という予報だったのにピーカン照りだったではないか!せめて今回は、青空じゃなくても、曇りでもいいから雨はカンベンしてもらいたい!!

とは言うものの、ビアリッツ空港からバスでバイヨンヌに向かっている時は、そんな強気な気持ちに翳りが見えそうだったが、バイヨンヌに着いたら雨は止み、青空が顔を出してきた。なーーーんだ、やるじゃん!と、実は呑気に構えてはいられない。こちらの雨は、一日中ずーーーっと雨なのではなく、ザーーーっと降ったかと思いきや、いきなり晴天になり(青空になるのだ)、油断させておいて、またしばらくすると降り出すのだ。その繰返し。もう心もてあそばないで!!

 


アパートのチェックインは13時半まで出来ないので、スーツケースを持って、バスク在住の人が書いた本に紹介されているレストランに向かう。途中写真撮りながらノロノロと進み、ようやく到着!!のはずが、なぜか店が見当たらない。住所は合っている。が、違う店になっている。あれ?どういうこと?!再度本に書いてある住所と店の名前を確認する。住所は合っている。本に載っている住所が間違っているのかもしれないと、スマホで検索すると、なんと、「営業終了」の文字が目に飛び込んできた。あ然。まぁ、10年前の本だし仕方ないか、こういうことはよくあるよね、ってわけにはいかないのであるよ!!だって、その本、今年出たばかりなんだよ!!!なのに、長年やってきた店が今年営業終了って、そんな話あり?!?!あるよね。

仕方ない。でも知ってる?今日は日曜日。開いてる店なんてほとんどないのだ。これぞヨーロッパの日曜日。寂しい日曜日。日本の日曜日ってなんて便利なんだろう!てくてく歩き、ちょうど雨も降ってきたので近くの店に入った。

 


ホタテは好きだけど、ちょっと生臭かった。これに白ワインとコーヒーを付けて30ユーロ。つまり軽く3千円は超す。高っ!!でも、日曜日営業、洒落た店内、親切な店員。合格としよう。シェフも感じ良かった。「日本でのワールドカップ終わったね」と言われ、ワールドカップ?と一瞬キョトンとしたら、「ラグビーの!終わって静かになった?」と訊かれた。あー、そういえばそうだったね、のレベルで失礼しました。関心がなかったもので…。この間、新宿を歩いていたら、カナダ人選手がいたけど(僕は知らなかったが、一緒にいた友人が言ってた)、選手を真似てユニフォームを着たただのラグビーファンかと思ったくらいだ。



13時半、アパートの前に着き、オーナーに連絡。入り方が分からず、10分ほどやりとりしながら悪戦苦闘し、ようやく入れた。あー、文明ってすごいね。

 
 
 
 
 
 
 
 


なかなか綺麗でセンスのいいアパート。写真で見たのと変わらない。冷蔵庫にワインが何本か入っていたので、飲んでいいのかと思って、念の為と思いオーナーにメールで訊いたら「残念ながらそれは自分のだから、飲んだらあかんぜよ」との返信。やっぱりね、オーナーの私物がそこかしこに置いてあるから、完全民泊用の部屋ではないんだね。

雨が止むまで部屋でボーッとする。明日悪天候だったら遠出は止めて、この辺で買い物でもしようと思う。生活するように旅をしたいのだからちょうどいい。

今日はバイヨンヌの町を散策。小さな町で、特に何があるわけでもないが、店も開いてないので静かだ。観光客はそれなりにいるけれど。あー、それにしても、前回の旅は友達と一緒で楽しかったなーーと懐かしく思い出す。ひとりは自由気ままだけど、ふと寂しくなる瞬間もある。でも贅沢な時間である!

 
 
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慣れというものは恐ろしい。今回は2回目のビジネスクラスでの渡仏。大枚はたいて、ではなく、マイレージによる無料航空券である。ということはつまり、1年前に予約をして、この1年間、ビジネスクラスに乗ることを生きがいにして過ごしてきたのである。今回の旅で何が一番楽しみかと言えば、ビジネスクラスでの飛行!と言っても過言ではないのに、2年前に初めてビジネスクラスに乗った時の喜び、ワクワク感、ソワソワ感、ドキドキ感はどこへやら、たかが二度目なのに勝手知ったる顔で落ち着き払い、あの時のようなエキサイティングな気持ちにはなれなかったのである。何とも贅沢な話。ただ、食事の際のテーブルを横から引っ張り出すのには12時間のフライト中ついぞ慣れず、いちいち悪戦苦闘し、スッチーにやってもらうというマヌケっぷりであった。

さて、羽田空港には充分余裕をもって到着し、ラウンジの時間も楽しむはずが、仕事のメールなんぞ見てしまうものだから、優雅な待ち時間というわけにはいかなかった。そして、フライトは1時間半も遅れたのである。前回(半年前)の3時間遅れに比べれば可愛いもんだが。飛行機はコレがあるから恐ろしい。乗り継ぎがなくて本当に良かった。

ビジネスクラスでの楽しみといえば食事、シャンパン、そしてフルフラットで寝られること!飛行機で飲む冷えたシャンパンは格別に美味しく感じる。







どうやら日頃の疲れが溜まったいたのか、食事を終えた途端眠ってしまい(しかも大口を開けて)、気がついたら目の前の食器は片付けられ、辺りは薄暗くなっていた。ベッドメーキングをして寝ることにする。やっぱり180度で寝られるのは最高!しかし貧乏性の僕は数時間後には起き出し、しばらくすればまた食事が出るという頃、夜食とキールロワイヤルを頼む。



タダで乗っているくせに、元はきちんと取ってやりたいという思いが…。あっという間に次の食事タイムになった。



パリの空港に着いたのは夕方6時。さすがにもう暗い。明日バスク地方に飛行機で移動するので今日は空港近くのハイアットリージェンシーに一泊。飛行機が遅れたとはいえ、今日はホテルに行くだけと思っていたが、よくよく考えたら、ホテルから歩いて10分ほどの巨大ショッピングモールAerovilleに行こうと思っていたことを思い出す。時間がたっぷりあるから、色々見て回ろうと思っていたのに、結局店は8時に閉まるので30分程しか見ることが出来なかった。ケッ!でもまぁいいや。パスタを食べてホテルに戻った。

明日は朝早いので早く寝ようという算段は崩れる。空港で買った携帯のSIMとの格闘が原因!いつもは大体Freeを使っているのだが、繋がらない事も多いので、今回はBouyguesにしたのだが、なぜか上手くいかず。去年SFRにした時と同様の苦戦。あの時はホテルのフロントの人を巻き込んで大騒ぎしたが、今回は教訓を活かし、APNを設定すれば解決するんだろーに!とちょちょっとやってみたのに、なぜか出来ず。あれこれ調べながら苦戦し、どうしても埒が明かないので、明日バイヨンヌに着いたらBouyguesの店に直接聞こうと思ったが、明日は日曜日だから休みなのだ!ガビーーん。スマホがあるから、道順のメモなど用意してこなかったので、やっぱり今日中に何とかしようと格闘すること2時間。何がどうなったのか、いきなり繋がった!謎…。




ホテルはちょっと古めだけど、清潔で広い!
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僕はとにかくキライなのだ。この旅行最終日というものが!悶えて悶えて仕方ない位に嫌い!!どうにかしてフランスに残る方法はないだろうか?なんて考える。パスポートを失くす?航空券を別の日に予約する?・・・どれも非現実的。そう、帰らねば、稼ぐことさえ出来ないのである。あ〜、なんでこの「最終日」というものがやって来るのだろう。イヤでたまらない。でもほれ、また半年後には来るではないか!・・・そうだそうだ。あ、でも、今回は珍しく初日から最終日まで、パリにいる大学時代の友人、たまたま旅行に来ていた高校の同級生、更には東京からやってきた友人との旅で、常に誰かと一緒だったのに、次回は再びひとり・・・・・なんか寂しそう。

と、最終日はとにかくネガティブになっている。

さて、友人の希望でパリでは幾つかジムを巡り内部見学をしたのであるが、これがとても興味深かった。特にシャトレでフラっと見つけたジムは高級感バリバリの超オシャレジムで、ここに住んでここに通いたい気持ち満載だった。こういう、普通の観光ではない、地元の人たちの日常生活を垣間見るのが一番好きだ。

最終日の午前中に選んだ観光名所は、これまた20年振りのサント・シャペル。ここでもまた並ぶ。ステンドグラスがとにかく見事だ。

 
 
 

その後、少し時間があったので、またサンルイ島まで歩き、岸惠子さんがオススメしているパン屋に二度目の挑戦!今度閉まってたらタダじゃおかないぞと意気込んだら、なんと定休日・・・・・・・・。はぁ。

サンジェルマン界隈に移動し、レストランSemillaへ。くだんの友達から美味しいと勧められて予約したのだ。大学の同級生と合流し、3人でランチ!この店、本当にカジュアルでオシャレで、とても美味しかった。

そして午後、カルチエラタンのリュクサンブール公園へ。20年前、ソルボンヌ大学の夏期講座を受ける為に1ヶ月ここに通ったなぁ。思い出の場所だ。皆既日食もここで観たのだ。懐かしい。

 
 
 

なんだかんだ言っても結局は夕方になり、名残惜しいけれど、大学の友達に別れを告げ、僕たちはシャルル・ド・ゴール空港へと向かったのであった。今回初フランスだった友人は、フランス人たちの親切さに感激し、そして美しさ、清々しさに感動していた。フランスとフランス人の魅力に触れ、刺激を受けたことに、そしてそのお手伝いが出来たことに、僕も嬉しく思っている!それにしても今回は今までになく忙しい旅だったけれど、とても濃密な内容で、本当に楽しい旅だった。何よりも、旅直前とパリ到着直後に僕が全部不運を使い果たしたお陰か(?)、連日晴天に恵まれ、本当に本当にラッキーだった。日ごろの行いがいいんだね〜。僕のね。
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