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昨日、変なスタジオで熱唱練習した後、例の如くジムに行った。最近、インストラクターにストレッチを教わっているのだが、一気に教わっても忘れるだけなので、何回かに分けて貰っている。昨日のストレッチは前回よりも難しく・・・
「覚えられない!!!」
「もう1回やってみましょう」
「・・・ええと・・・最初は・・・ええと〜・・・・・・どうでしたっけ?」
「諦めが早いですねぇ。最初は・・・おっとぉ〜!これナンですか?」
僕が脱いだ靴の側でストレッチをしていたインストラクターは、あるものに気が付いた。
「あ!気に入りました?」
「これ、顔も書いてあるんですか?」
「いえいえ、ウンコですよ。顔は書いてないです。高校時代、落書きされたんです。あ、これ高校の時履いてたんですよ」
「へぇ〜」
僕の靴には、ウンコマークが落書きされてある。あまり目立たないのだが、ちょっと恥ずかしい。

そして肝心のストレッチは・・・。
「やっぱり何度やっても覚えられない!!!難しい!」
「・・・ホントですか?!もう1回やってみましょう」
「ええと・・・こうでしたっけ?」
「いえ、違います」
「あ〜・・・絵を描くか、写真に撮らないと覚えられなそう・・・」
「・・・じゃあ、絵描きますか?」
「いや、絵は描けないので(赤ちゃんレベルなんです)、覚えます!」
「覚えられますか!」
「覚えます!」

しかし・・・。
「やっぱり覚えられない!!!難しい!!!」
「じゃあ、僕が絵を描きましょうか」
僕の、あまりの覚えの悪さに、インストラクターが絵を描いてくれた。僕はまるで、放課後に居残りさせられた生徒のよう。でもって、いつまで経っても、こと運動のことになると、超が100万個付くくらいの“落ちこぼれ”になる。

それにしても、この運動音痴っぷり。我が母は運動神経万能、スポーツなら何でも来い!というスポーツ・ウーマンでありながら、なぜ僕はこんなにも?
「通常、運動神経はお母さんの遺伝が強いんですけどね。卵から来るので、影響力が大きいんですよ」
インストラクターが言う。そういえば、伯母も言っていた。母の運動神経を受け継いでいたら、今頃僕はスポーツ選手だったかも知れない。ちょいと悔しい。

ちなみに、僕は美術も大の苦手。絵を描かせると、3歳児みたいな絵になる。「こういうヘタウマな絵は味があって好き!面白い!」と、たまに大絶賛されるが、学校では悪い評価しか与えてもらえない。工作も苦手でございますからね。ぶきっちょは学校でいい点数を貰うことなど不可能だった。

音楽が唯一、胸を張れる授業だった。誰にも負けませぬ精神というやつで。その落差があまりにも激し過ぎて、思い出すだけで萎える。でも、音楽に関しては、父と母双方の“いいとこ取り”をしたような気がする。すべての神経が音楽に行ってしまったのではないかと思うくらい極端だが、その差というのも、カワイイんでないかい?!?!と、今ならば言える。
「カワイクないっ!!!」
チーターにいつも言われる言葉。
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