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11月1日から2日、1泊2日で島根県に一人旅してきた。メインはもちろん出雲大社。旅行を決めたのは出発日からわずか3週間前だが、その時から不思議な現象が!そちらこちらで出雲大社について耳にすることが増えたのだ。実は、恥ずかしながら出雲大社についてはほとんど何の知識も持ち合わせていなかったのだが、10月12日に観に行った朗読劇『HAKUTO〜白兎(しろうさぎ)〜』は、タイムリーにも「因幡の白兎」をモチーフにしていて、言わずもがな出雲の話が出てきて初めて知ることも多かったし、その後も職場で「この間出雲大社に行って来た」とか「出雲大社が好きで・・・」という話を耳にしたりと、行く前から出雲大社祭りだった。

1週間前から島根の天気予報をチェックしていたのだが、なんとまぁ僕が行く11月1日と2日だけが「曇りのち雨」で天気が良くない。その前後は晴れなのに。日頃の行いがこういう時に発揮されてしまうのか、それなら仕方ない・・・と思いつつも、心のどこかで「せめて出雲大社に行く1日だけでも晴れてくれ」と思っていた。そしたら、なんと出発前日になったら、1日は晴れのち曇りになっているではないか!とにかく出雲大社に行く1日に雨が降らないだけでも有り難い。

当日は朝4時半起き!朝7時の飛行機で羽田から米子へ飛ぶ。晴れている!バスでJR松江駅まで行き、そこから更に市営バスと電車を乗り継ぎ、出雲大社に着いたのは午前11時前。


出雲大社に続く風情ある参道。

参拝前に、タモリが「ブラタモリ」で訪れたという蕎麦屋「荒木屋」にまず行くことにする。11時開店なのだが、11時ちょっと前に着いた時点で既に沢山の人が待っていた。開店前に来てよかった。10〜15分位で店に入れた。もちろん相席。中年夫婦。会話なし。互いが本なり新聞なり見ていたりする。よく見かける光景だが、自分なら耐えられない・・・(と、今は思う)。名物の割子蕎麦を食べる。

 

駅で貰った無料の観光案内に目を通していたら、1日3回、各90分、500円で出雲大社ガイドツアーに参加できることを知った。せっかくだし、ガイド付きの方が断然いいので、1時からの回に参加することにする。時間があるので、参道でお土産を買ったりしながら時間を潰す。

 
 

90分500円という安さなのに本格的なガイドで、始まりから楽しめた。そしてこの出雲大社は何といっても神話。古事記を事前に読んでいれば相当充実した参拝が出来るのだろうが、僕は付け焼き刃程度に、飛行機の中でパラパラっと簡単に書いてある本を読んだ位だったが、それでもその知識があるのとないのとでは、ガイドの説明の理解度も違ったと思う。

 
これがかの有名な「因幡の白兎」

 
 

それまで訪れたことのある神社とはまるで違う風情と佇まい。平成の大遷宮で修繕されているが、ところどころから漂う檜の香り。スケールの大きさ。そして神話。
 

ガイドの話に聞き入りながら、遥か彼方の時代に想いを馳せる。そして目の前にある美しき歴史的建造物。大きくてあたたかい何かに包まれているような感覚を抱きながら、ご祈祷も受け、出雲大社を後にしたのは夕方4時前。



松江市にある「ホテル一畑」に着いたのは5時過ぎ。インターネットで検索をし、泊まりたいと思った高級旅館は3週間前の時点で既に満室。結局、ランクを落として最終的に2つに候補を絞り、迷いに迷った挙句決めたのがこのホテル。決め手は交通の便がいいことと、宍道湖のすぐ側にあること。部屋はリノベーションされていて、広くて綺麗。ランクを落としたといえども、高円宮家の次女典子さんと出雲大社の権宮司千家国麿さんの披露宴も行われたホテルである。がしかし、口コミでは夕食の質の悪さが目立っていたので、食事に関しては期待せずにいた。案の定、その期待が裏切られることはなかった。作り置きされた、客を満足させようと工夫が加えられた形跡は一切見受けられない料理(名物であるはずの割子そばは、のびきっていて食べられたものではなかった)・・・まぁそれは想定の範囲内なのでいいのだが(本当は良くないが)、イケナイのは、物凄いスピードで料理を持ってくること。食べ終わっていないうちから次から次へと。こちらの食べるスピードなどはお構いなしである。でも、スタッフの客対応はフロントにしてもレストランにしても総じて悪くはないのである。料理が別に美味しくないのと、配膳のスピードが速すぎるだけ。しかも途中、親切にも「慌ただしくてすみません。どうぞごゆっくりお食べ下さい」と声も掛けられている。僕は逆にビックリして返す言葉がなかった。分かっているなら謝る前にそうすれば・・・?と思う。ちなみに僕は普段、食べるのは速い方である。

 
夕方の宍道湖と、朝の宍道湖(ホテルの部屋から)

2日目は昼3時半のフライトまで特に予定はなかったので、ホテルでのんびりするもよし、松江市内の観光に出かけるもよし、その時の気分に従おうと特に決めてはいなかった。出雲大社でのガイドツアーが面白くて感激したこともあり、同じ会社の、松江城を含めたガイドツアーに参加しようと思ったが、特に城に興味があるわけでもないので、堀川遊覧船に乗ることにした。2つある乗り場のうち、メイン乗り場に行くにはどのバス停で降りればいいのか表記がなかったので、フロントに訊いた方が早いと思い、チェックアウトの際に訊ねると、よく知らないのか、別のスタッフに確認した後、パンフレットを持ってきて「レイクラインというバスに乗って、カラカン工房で降りて下さい」と言う。えっ・・・カラカン工房のところはメイン乗り場ではないし、そもそもレイクラインは本数の多い市営バスに比べて断然本数が少ないはずである。じゃあ、カラカン工房から松江駅に行くにはどうすればいい?と訊くと、またレイクラインに乗ればいいと言う。ちょっと待って。「レイクラインって本数少ないですよね?」と指摘すると、「1時間に1本です」との回答。「市営バスはもっと本数多いですよね?」しかも市営バスならメイン乗り場の近くまで行くはずだ。するとフロント係、「えええええと・・・・・」と言ってまた調べようとする。僕は市営バスが1時間に何本走っているのか訊いているのではないのだが、先ほどからの一連の質問に対して、全く以て僕が期待する回答が出てこないので、面倒臭くなって、自分でバス停で調べるのでいいです、と断ってホテルを後にした。案の定、市営バスは1時間に何本も走っていて、メイン乗り場の近くまで行く。あのフロント係の言うことに従わなくて良かった・・・。観光客相手のホテルなのだから、基本的なことくらいはしっかり押さえておいてほしいものだ。

何はともあれ、無事に遊覧船に乗ることが出来た。そしてカラカン付近から乗ってきた人はひとりもいなかった。

 
 

風情ある松江市の街並み。途中雨がパラついたが、濡れることもなく観光終了。駅ビルで食べた蕎麦が不味かったので、出雲大社近くの「荒木屋」で美味しい蕎麦を食べておいて良かったと思った。

何はともあれ、とにかく、出雲大社参拝が感動的であったこと、曇ってはいたものの雨には降られなかったことが幸運に思えて感謝感激の面持ちで初めての島根を後にすることが出来た。また訪れたい。その時は、今回泊まれなかった宿に、きっと・・・。
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