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日常生活で、自分の過去のシーデーを聴くなんてことは、ほぼございません。聴くと落ち着かなくなるんです。ここもあそこも、あー、そこもここも、やり直したい・録り直したいの嵐、そして音質や音量やミックスまで、全部全部やり直したくてたまらない衝動に駆られてしまうんです。きりのない世界ですからね。でも、いつも思ってしまうわけです。「今の」声で、「今の」発声法で、ちゃんと歌い直したい。シーデーを買ってくれた人たちはこれを聴いてるんだなぁ・・・なんて思うと恥ずかしくなったりして。あと、どこかで、過去の自分の歌唱はヒドイなんて思ってるフシがあるんですね。

僕の歌を凄く愛して下さっている方が、もう何年も前から「Blue Touch」のサビの歌い方は最初のCDの歌い方にしてほしい、と言うんです。歌い方を戻してほしい、と。それを最初に聞いた時は衝撃の嵐でした。なんせ僕のモットーは、歌い方を変えない、ということですから。それなのに、「戻してほしい」とは何事?しかし、もしかしたら、歌い続けてきた過程で、無意識に歌い方が変わっていたのかもしれない。そう思い、件のCDを聴いてはみたものの、歌い方が変わっているとは思えず。でも、それなりに素直な歌い方にして、2013年のライヴは臨んだのだが、それでも「戻っていなかった」と。

あれから4年。今年久しぶりにライヴするなら、「Blue Touch」の歌い方を戻してほしい、と何度目かのリクエストをされまして、久しぶりに自分のシーデーをステレオで聴きました。やっぱりどこが違うのか、自分ではよく分からない。うーん・・・と唸る。しかしそれよりも衝撃だったのは、久しぶりに聴いてみると、思っていたよりも丁寧に歌っていたことである。どの曲も。小難しい歌をサラっと歌っていたりして、「えーーーっ!どういう思いで、どうやって歌っていたんだろう?」と過去の自分に訊いてみたくなりました。正直に申し上げますと、今、1stアルバムに入っている「氷の海」はもうあんなにサラリとは歌えません。難しすぎて、ライヴでは歌いたくありません。そしてあんな大人びた曲調の歌を、20代中盤の自分はどういう思いで作り、歌っていたのか?教えてほしいです。自分の歌の中で最大級に難易度の高かった「時の滴(転生)」は、ライヴ歌唱を拒否し続け、もう10年も歌っておりませんが、発声法が変わった今なら歌えるかも?!とふと思いました。

というわけで、久しぶりに自分のシーデーを聴くのも悪くはないと思いました。

| 音楽活動 | comments(4) |
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歳をとり、姿かたちは確実に目に見えて変わりますが、声もやはり変わるんですよね。

歳を経た声のほうが好きな歌手もいるし、その逆もいます。

その時、その時代の声や歌い方を大事にしてほしい・・・と、私は思っています。
| みゅげ | 2017/04/30 9:37 AM |
>みゅげさん
声もやはり変わりますね。艶や伸びも総じて20代がピークのような気がします。
でもそれと引き換えに、深みが増していい味になる歌手もいますから、一概にどちらがいいとは言えませんが、
声が出ないのをごまかすような歌い方だとガッカリしてしまいますね。
稀に、歳をとっても全く変わらないパワフルな歌声をキープしてる人もいますし、分からないものです!!
| 高橋功 | 2017/04/30 7:16 PM |
年代別の歌い方があるでしょうし、聞き手も年代で受け取り方も変わるものですし。それぞれの味わい方ですよねぇ♪
心のこもった歌を聞けるのが何よりです(はーと)
| たぬき | 2017/05/01 8:55 AM |
>たぬきさん
正にですね。心のこもった歌が一番です!!
僕の20代の歌は、心よりも音程ばかり意識していたように思えて、やり直したい場面ばかりが思い出されてしまいます。
これからはもっと心を大事にしたいです。
| 高橋功 | 2017/05/01 10:03 AM |







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