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僕のライヴでの定番曲でもあり、1stアルバムにも入れた「夕照に誘われて」。定番とはいえ、歌わない時期も結構ありましたが、今度のライヴでは絶対に歌おうと思っています。この歌をライヴで歌う時は、故郷(鶴岡市湯野浜)の海に落ちる夕焼け(夕照)を過去の思い出に喩えて書いた歌詞である、とお話ししていました。この歌を書いた時、「あなた」という人称代名詞を、あたかも「恋人」もしくは「過去の恋人」と思わせるような意味深さを入れたいとも思っていました。実際当時は、よく2つの意味を持たせて書くことを好んでいました。この歌の時は、もしかしたら様々な感情が混じっていたのかも知れませんが、一番最初にイメージとして浮かんできたのは、祖母と歩いた海辺です。ちょうどこの歌を書いた頃、父方の祖母が病に臥せ、元気だった頃のイメージとのギャップに悲しい思いがこみ上げてきていたのでした。生まれ育った町への追憶や育ててくれた家族への想いから始まり、その想いを膨らませ、テーマを広げ、ラブソング風に仕上げたのです。「あなた」と連呼することから、誰を想って書いたのか?と意味深に訊かれることもままありましたが、実際のところは、こういうコトです。

その後、ライヴで歌うごとに、どんどん自分の中でも変わっていく歌でありました。その時々の状況で。何とも言えず不思議な曲で、頻繁に歌っているのに、この歌が自分からどんどん離れていく感じがしたり、戻ってきたり。最近はまた戻ってきてる感じです。そして今は、やはり祖母を想ってしまいます。一昨年に父方の、昨年に母方の祖母を亡くしているので、場面場面で2人が別々に登場してきます。「あなたが居なくても・・・」という歌詞が、妙に突き刺さります。そして、「夕照が眩しくて 手をかざしてみたよ」のところが今は悲しく感じます。この歌はやっぱり、どんどん変わっていきます。

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