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地元出身なのに初めての庄内〜神秘編〜」のつづき。

<山居倉庫>
酒田といえば山居倉庫。明治26年に建てられた米保管倉庫で、現在も使われている。その佇まいが美しい。



吉永小百合さんが出演した、JR東日本の「大人の休日倶楽部」のCMでも使われている。  
  


<相馬樓>
ちなみに吉永小百合さんのCMは、相馬樓でも撮影されている。今回訪れたが、内部の撮影がNGの為、写真なし。



ここは、かつて料亭で現在は博物館となっているが、舞娘さんの踊りと食事は予約制で可能なのだとか。厳しい踊りの稽古も、ちらっと垣間見れた。この建物の中の一角には、竹久夢二美術館があり、予想外にもこれが面白かった。もちろん絵も美しいのだが、夢二や関係した女性の紹介文の描写が独特で、激しい愛憎ストーリーを飽かさずに読ませてくれた。

<本間美術館>
本間美術館には初めて訪れた。と思っていたのだが、父によると子供の頃行ったことがあるらしい。しかし全く記憶にあらず。どんな美術館なのかとパンフレットとホームページを見て心が躍った。こんな美しい美術館があるのか!と思った。美しい庭園と建造物。てっきりこれがその美術館そのものだと思うくらい、パンフレットもホームページも美しい写真を全面に出しているのだが、到着して二度びっくり。なんと、庭園(本間氏別邸庭園)と建造物(清遠閣)は、本間美術館の敷地内にあり、メインとなる美術館がきちんとあった。あいにく翌日の展示の準備で、美術館に入れず、拝観料が半額になっていたのだが、僕の主な目的は庭園と清遠閣だったので、こりゃラッキー。

 

藩主の休憩所として建てられ、迎賓館としても利用された清遠閣は、大正14年に後の昭和天皇も宿泊した。 庶民の家にはまだ電気などなく、ろうそくが主流だった時代に、何とも美しい電気が取り付けられた。ほんのりと優しい光だが、当時はこれでも「眩しい」くらいだったのだそう。

  
 

もしかしたら、昭和天皇もこうして窓に向かって椅子に座り・・・


この景色を眺めたのだろうか?


外に出て後ろを振り返ると、あのオシャレな「眩しい」電気が見える。




<夕暮れ>
帰り道。赤川、日本海、夕陽、ボートのコラボレーション。

  

北欧の湖のよう・・・。

<酒田市美術館>
酒田市美術館は建物の外観もさることながら、敷地を贅沢に使った外の景色も美しい。モニュメントの後ろには鳥海山。あいにく雲がかかっているけれど、これもまた風情。



現在は「フランス国立オルセー美術館公認 リマスターアートによる19世紀のパリ、色彩の時代展」をやっていて、ニセモノの絵にさほど関心もない、なんてタカを括っていたら、なんとなんと!!ただの複製ではなかった。リマスターアート。実に1億画素という精密さで再現されており、本物と変わらない程なのだそう。そして(しかし)本物ではないゆえに、ルーペとライトを使って絵を照らして見ることが許されている。ライトを当てて観ると、黒い目が実は青く描かれていたりと、実際の色使いを細かく観ることが出来る。そして撮影も可能なのだ。

こんなことまでも。


<土門拳記念館>
酒田市美術館から程近い土門拳記念館。ここも建物の外観とその周りが美しく気持ちが良い。人間愛に溢れた写真の数々がとても印象的で、温かい手に触れたかのようだった。

 

<本間家旧本邸​>
本間家旧本邸​は1768年に建てられた武家屋敷。最後に時間が余ったので行っただけ、だったのだが思わぬところで感動。普通、こういった古い建物はあちこち修復が施され綺麗になっているものだが、ここは当時のありのままを見せている。戦後には公民館として使われていた時期もあった為、襖が墨で汚れていたり、壁には画鋲の後が沢山あったりと、当時の息づかいがそのまま聞こえてきそうで面白かった。スタッフの説明も興味深かった。内部は写真撮影が禁じられている為、外観の写真のみ。



今回は本当に、あたたかく、やさしく、美しい庄内に触れられた。いかにもな観光地の押し売りや便乗販売もなく、しっとりとゆったりと文化の息吹を感じながら楽しめるのが庄内だと思った。まだまだ知らない庄内に出合えそうだ。

地元出身なのに初めての庄内〜番外編〜」につづく。

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