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毎年のフランス旅行や家族との国内旅行、これらは日々の活力の源にもなる。近年は、楽しく印象的な旅にすべく、事前のリサーチ(しかも超早目)に余念がないのだが、宿選びをしながらふと気づく。年々求めるものが増えるのだ。そもそも、ネットのない昔は旅行会社やガイドブックから提供される宿の中から予算に合う宿を、それほど迷わず選んだものだが、今や情報量は膨大な上に口コミまで読めてしまうのだから(丹念に読んでしまう)、失敗しない宿選びにすべく、情報収集だけでぐったりだ。だったら適当に選べば・・・とはいかない。

去年、パリのホテルを選ぶ際、地域にこだわった分、抽出される数が多くなかったのはいいものの、オシャレで便利な中心部にした為、当然の如く単価は高く、部屋は卒倒するほど狭かった。驚くなかれ、1泊1万3千円で11平米のシングルルームだったのだ。予約した後、やっぱりやめれば良かったかな、などと後悔したものの既に料金は支払ってしまっていたので(ゆえに早割で安く泊まれる)、
「まぁ、寝るだけだし!寝るだけだし!!寝るだけだしぃぃぃ〜〜〜!!!」
と必死に自分に言い聞かせ、なるべくホテルには遅く帰ればいいや、と思っていた。でもそれは甘かった。もう貧乏旅行していた20代前半ではない。あの当時は11平米どころか、ユースホステルで見知らぬ人たちとの相部屋でも全く構わなかった。とにかく安いところ。綺麗とかシャレてる広いとか、そんなのどうでも良かった。本当はどうでも良くなかったけど、そういうホテルにはもっとオトナになってから泊まろうと思ったのだ。そのオトナになった今、さすがに11平米は面白くなかった。特別綺麗でシャレてるわけでもない、何の変哲もないホテルの部屋に、1日中歩き回って疲れた体で帰るにはつまらなすぎた。ホテルのスタッフはとっても親切だったし、決して不潔なホテルではなかったけれど、でもどことなく何となく気持ち悪い部屋の雰囲気に、さっぱりリラックス出来なかった。シャワールームなど公衆電話ボックス並の狭さで、体を洗うのも一苦労。目が覚めた朝も「あ〜!パリの朝!!」などという爽快感はゼロ。

というわけで、やっぱり、僕にとって寝床は重要なのである。旅先でのホテルやアパートでの時間も楽しみたい。快適に過ごしたい。「あ〜、今○○にいるんだぁ〜」と実感したい。フランスの地方だと、安くてオシャレなアパートが幾つもあって選択に苦しむが、パリだと快適そうなアパートやホテル探しは料金が高くて苦しむ。抽出された300軒以上のアパートを吟味しながら、それでもコレといったところが見つからず、ふと一昨年はどんなアパートに泊まったのか改めて見て気が付いた。あの頃よりも「求めるもの」が増えているのだ。経験を重ねるってそういうコトね。じゃあ予算を上げましょう。ちょっと位なら・・・。しかしちょっと待て、今回はオペラを観に行くことにもしていてそのチケットだって高額なのに、たかが寝る為だけの宿にそんな・・・、いや、たかが寝るだけではない、去年の11平米を思い出すのだ!そうだそうだ、それなりに快適な部屋を・・・でも望むような部屋は予算をかなりオーバーする、やっぱり妥協するしかないかぁ・・・。そんな風に悶々としながら諦めかけていたところに、ようやく元の予算内で「これぞっ!」という部屋を見つける。しかも僕が予約しようとしている日以外はほとんど埋まっている状況。迷わず予約をし、闘いにピリオドが打たれた。

毎回毎回、「今回は安く上げよう!」という目標は掲げるものの、旅を重ねるごとに、どうも安く上がらなくなっているような気がしないでもない。アパートに泊まるんだから、高くつく外食はやめて自炊しよう、なんて毎回思うのに、旅行中は気持ちが大きくなって、「せっかくの旅行でケチるのもイヤだし」と財布の紐は緩くなり、自炊など1度もせずに終わってしまう(毎食レストランというわけではなく、パン屋の惣菜で済ませることもあるけれど)。でも今年こそは頑張る!!自炊、一度くらいはね!
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