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今年の秋で今のマンションに入居して丸12年になる。2年毎に物件探ししては納得のいく物件に巡り合わず更新を続けているわけだが、今年は早くも半年前からネットで物件検索を開始。すると、世にも魅惑的な物件を見つけた。

1LDK。従来の予算よりも2万円下。今住んでいるところの2駅先(都心寄り)。駅から徒歩2分。築15年のデザイナーズマンション。

早速内見を申し込む。今迄は築10年以内に限定していたけれど、今のマンションより2〜3年古いだけなので、それなりにまだ綺麗なはず(と思い込む)。この立地、広さでこの家賃は掘り出し物と思い、いても立ってもいられなくなった。外観も美しい。毎日帰るのが楽しみになるのではないだろうか。苦節10年、この物件に出合う為にこれだけの年月を費やしたのかも知れない。・・・と、見る前から期待してはいけない。いつだってそうじゃないか。間取り図や写真を見て「イケる!」と思っても、実際に見に行くとガッカリというパターンを何度繰り返してきたか。でもでも、今回は違うだろう。これで決まりかも知れない。そんな予感がビンビン。でもこんなに早く見つかるとは思わなかった。来月には引っ越しとなるだろうか。急だなぁ。引っ越し面倒だなぁ。と思っていたところに、ハタと重要なことに気付く。今は何月?来月は何月?そう、今がちょうど引っ越しのハイシーズン時期。ということは?引っ越し代が高くつく。えーーーっ、引っ越し業者も強気になっていることだろう。時期が悪いなぁ。内見してガッカリ、というパターンの方がいいのかも。だって今引っ越したくないもんね。でもでも!せっかく見つけたスゴイ物件。あえて超絶な期待をしておこう。

自転車で現地に向かう。通い慣れた道だ。何を隠そう、その町はかつてあの世にも可愛いコーギー犬・リクが住んでいたのだ。今はもう千葉に引っ越ししてしまった友がリクと住んでいた家とは反対側にある、運命のデザイナーズマンションは駅から徒歩2分ながら大通りから離れているので、静かな住宅街にあった。写真で見た通りの洒落た外観が目に飛び込んできた。何から何まで洒落ている。が、しかし、築15年を感じさせる。エントランスには想像したほどのトキメキはなかった。肝心の部屋に一歩入った時の感想は「やっぱり15年か」。ところどころ汚れている。洒落ているか、というと、そんなでもない。打ちっぱなしのコンクリートの壁と、白い壁。デザイナーズにありがちな、それゆえにダサく古く汚く見えてしまうところに目がいく。毎日この部屋に帰って来るのが楽しみになるか、というと、そうでもない。1階の角部屋で広い庭もあるが、「だから何ですか?」という感じ。日当たりが凄くいいわけでもない。確かに相場よりも安いだけはある。ガッカリ。しかも、敷金はゼロだが、礼金1ヶ月の他に、退去時に1円も戻らない保証金なるものまで1ヶ月分かかる。この物件の魅力はただ一つ。立地の良さ。

というわけで、苦節10年の夢はあっけなく散った。毎回恒例、今のマンションの方が何十倍も綺麗であることに気付かされる。うなだれて帰宅し、改めて検索をかけると、自宅から程近いマンションを見つけた。

1LDK。予算よりも1万円強高い。駅から徒歩4分。築4年。

間取りと写真に目を奪われた。,茲蠅5平米広い。本当は今住んでいる町を出たいのだが、この物件に住めるなら、しかも予算を1万円以上オーバーするけど、それでもいいかも知れない。一棟賃貸だが、分譲賃貸かと思うような贅沢な造りに見える。予算オーバーするということは、生活費の何かを削らなくてはならない。そこが悩みどころだ。しかも今と同じ町。とはいえ、である。こんなに魅力的な物件が他にあろうか?内見をしたら即決めてしまうのではないだろうか、という不安がよぎる。もしそこに住むことになるなら、お金もかかるから今年秋のフランス旅行は来年に延期にした方が良いかもしれないと思い、既に発券済みの無料航空券の日程変更条件を思わず調べてしまった。

翌日内見に行く。1LDKの部屋は今まだ借主が退去前ということでその部屋は見られず、2LDKの部屋を見ることになる。10平米も違うが、雰囲気だけは分かるだろう。ドアを開けると、南向きだけあって、白い壁と薄いベージュの床が明るく輝いて見えた。が、輝いていたのはそれだけ。部屋に入って最初に感じたのは「安っぽい」。どれひとつ取ってもチープな感じ。築4年なのでまだ新しいが、クリーニング前の風呂場は「えっ!」と思う程汚れていた。これからどこまで綺麗になるのか知らないが、使う人によってこれだけ汚くなるとは。たった4年なのに。11年半も住んでいる我が風呂場のほうが断然綺麗だ。まぁ、でもその部屋に住むわけではないからそれはいい。とにかく気になるのは、キッチンにしろ窓にしろカーテンレールにしろ、素材の安っぽさだ。今の僕の部屋の方が断然質がいい。そして、大通りに面しているだけあって車の音がひっきりなしにうるさい。二重窓にするとか、そういう対策も取られていないから24時間うるさいだろう。

やはり苦節10年は続くようだ。どの物件を見ても今のこのマンションと比べてしまう。もう一生この狭い部屋から離れられないのではないか?と思ってしまう。

というわけで、まだまだ物件探しは続くのである。

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