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どうしても朝は嵐じゃないと気が済まないのね、バスクさん。朝からテンション下がりますよ!日本の友達とテレビ電話した後、ちょうど雨もおさまったので、バスに乗り、予約していた1つ星レストランへ。バスを一緒に待っていたおばさまは、とても感じが良く、バスを降りる時僕にまで挨拶をして行った。どういうふうにしたら、あんなに見ず知らずの他人にまで笑顔で感じ良く出来るのだろう!相対的にフランス人は感じがいいが。

バスを降りて歩いて店に向かっていると、例の如く突然雨が降り出したかと思ったら、なんとあられが勢いよく降ってきた。ついでに雷一発付き。もぉーーー!1分程で止んだが、足元びしょ濡れ。バスクなんて早く出て行きたい!(明日からパリ)

だがそんな憤りも店に着いて消え失せた。さすが1つ星レストラン、雰囲気もサービスも抜群。


Restaurant L'Impertinent

82ユーロ(9千円)のコースにするか、38ユーロ(4千円)のランチコースにするか、昨日からしこたま迷ってらせっかくだし82ユーロにして、夜はカスミを食べて過ごそうと思ったのだが、やっぱりそれは止めて、楽しいことのない今のバスクで、ひとつでも楽しい思い出を作れるように、夜もちゃんとした食べ物を食べることにし、昼は38ユーロのコースにした。量的にはこれで正解だった。


美味しいシャンパンでびしょ濡れの不機嫌も帳消し!それもそのはず、これ、一杯2,500円もするシャンパンだったのだ。美味しくないワケがない。


見た目からしていちいちオシャレなパンは最高の味と食感。普段バターは付けないのだが、この自家製バターがしこたま美味しくて、パンと共に持ち帰りたい位だった。パンはこれまでに食べたことのない香ばしさで、もう二度とこんなパンには出会えないのではないかと思う。

 
 
 


やっばり、美味しい食事していると、幸福感で満たされる。それだけで、バスクに来た甲斐があったと思える!僕の後に入ってきた夫婦はデカい犬連れだった。1つ星レストランにも犬の入店が許されるフランスって、なんだか素敵に思える。犬に生まれるなら絶対にフランスに生まれた方がいい。その犬は見るからに性格が良さそうで(つまりは安定している)、尻尾をフリフリした時の、テーブルクロスに当たる音、床にバタンバタンと当たる音が可愛かった。店の人が犬用に水を持ってきて、それを美味しそうな音を立てて飲む音も愛おしかった。

珍しく午後はあまり雨が降らなかった。街中まで歩いて行くと、さすがに海がすぐだからか、吹き飛ばされるかと思う位、風が強かったが、青空がお出まし。明日は飛行機無事に飛ぶだろうか?!飛んでもらわないと困るだによ。

 


カフェを求めて歩いていたら、和食のコーナー発見。
 


昨日とは違う居心地のいいカフェで、ブログ更新と読書。ディナーまで時間潰そうと思ったのだが、ふと、タオルウォーマーのスイッチを入れたまま洗濯物を干してきて、それが焦げて火事になってやしないか心配になって居ても立っても居られなくなり、途中一旦帰宅。無事にアパートは焼けもせずに存在してました。そりゃそうだ、あんなんで焦げて火事になるワケがない。


夕方、ディナーする店に念の為予約の電話を入れたところ、大きなテーブルに他の客との相席になるけどいいかと確認され承諾した。L'Entre Deuxという店は、あの、3日前に予約せずにのこのこと出かけて行き入れなかった店から独立して作ったのだとか。リベンジでいいじゃん!

噂に違わぬ人気店で満席だった。右隣のフランス人老夫婦、左隣のイタリア人のおじさん、おばさん3人グループとの相席。42ユーロと67ユーロのコースがあり、ちょっと迷いつつ、せっかくなので後者にした。

 
 
バスク滞在中ホタテはこれで3度目、ビーツは3食連続でさすがに飽きてきた
 
 

美味しかったけど、ナゼに1つ星レストランを最後にしなかった!?と思ってしまった。パンから何から何まで、どうしても昼に食べたものと比べてしまい……

これにてバスク滞在終わり。毎日天気が悪くて、ムシャクしたけど、何だかんだ言いつつ、一週間のバスク滞在、今となれば楽しかった。ジムに行ったり、日常生活を送ることができたし、やっぱりどこに行っても、人々が親切だったからだ。それに尽きる。

あとは明日の朝、嵐にならずに空港へ行ければ!!
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