スマホ版





◆関連リンク
◆更新履歴
◆最近のコメント
連日雨なのは分かりきったことなので、昨日は郊外のショッピングモールに逃げ込むことにした。まずはとにかくベルトがほしい!!ずり落ちてくるジーンズを穿いてバスに乗る前に、フランスに来ると必ず立ち寄るDEVREDに行けば必ずいいのがあるだろうと行ったが、気に入るものは見つからず。向かいの店でも見つからず。

降りしきる雨の中バイヨンヌからバスで15分程度のショッピングモールへ。ここにいれば雨の心配もなく買い物も食事も出来る。ずり落ちるジーンズを何度も上げながら、ベルトがない限り先に進めないので、あちこちのベルトを見る。ようやくそこそこ気に入ったベルトを見つけてホッとしたのも束の間、さっきまで手にしていた折り畳み傘がないことに気付く。ベルトを買った店に舞い戻るも「傘なんてなかったですよ」と言われ、それまでに立ち寄った店に行くも見つからず。たかが安物傘だが、今度は傘を買わなくてはいけないのかと苛ついてくる。でもよくよく考えたら、やっぱりベルトを買った店の中に置いた記憶がはっきりとあったので、再度舞い戻る。
「傘なんてないですわよ、お客さま!」
「でもここに置いたんです」
「とは言ったって、現にないじゃないのさぁ!(そんな口調ではなかったが) 他の店に置いてきたかもって、あーた仰ってたじゃない?」
ふと足元を見ると、台の下に傘の先端らしきものが見えたので、それを引っ張ったら「あったじゃーん!」

その後たっぷり買い物をして、3時頃に雨の中バイヨンヌに戻った。相変わらず降ったり止んだり大忙しだ。こうなったら、当初の「生活するように旅をする」の実践だ。観光は二の次にして、ジムに行こう!町中にあるジムに早速行って「会員じゃないんだけど、一回だけ使うことは出来ますか?」と訊いたところ、
「いいえ。会員制なので無理です」
あっさり断られた。日本の大きなジムなら有料て体験入会あるから期待したのだが…。無理なら仕方ない。

帰宅前にお土産をしこたま買い(お土産は旅の前半に済ませると気楽。それらを持って移動する羽目にはなるが)、夕飯をテイクアウト(マカロニグラタンとサラダ)して、5時頃帰宅。13,000歩も歩いたのでさすがに疲れ、ベッドに横になった。ふと気がついたら7時半。つい寝てしまったのだ。起きて夕飯食べなきゃ。と思っていたら9時半。お次は11時半。あー、サラダとマカロニグラタンが…。結局、そのまま朝方まで寝てしまったのであった。

今日も雨。あーーー、こうも連日雨だと、さすがにげんなり。やっぱりバスクは夏に来るべきなのだ。至るところの店で天気の話になったが、秋冬は天気悪いね、そもそもここは雨が多いし、11月はダメだね、と言われるとやっぱりそうか……判断誤ったな、というか、薄々感じてはいたのだが。「先週は天気良くて暑かったんだけどね〜」と言われるとガックリ。まぁ、半年おきにフランスに来てるんだから、こんなこともありか。これまでがラッキー過ぎたのだ。

とはいえ、雨は気が滅入る。今日は出かけるの止めようとも思ったが、でもやっぱり出かけよう!と雨の中、バスを待った。風が吹いて寒いぞ、コラ!サン・ジャン・ド・リュズという小さな港町へはバスで1時間程。例のごとく、雨が止み青空が顔を出した。雨が止むとホッとする。しかし向こう側の空は恐ろしい色。きっとこの晴天も長くは続かないのだ。

 
 


バスを降りると風が強くて寒い。また雨が降ってきた。もーーー、雨と寒さで散策どころではない。お土産をちょっと買って、この町に来た唯一の目的を果たすために、とある場所へと向かう。くだんのバスク本に紹介されていた「フレンチバスクでいちばん美味しい」らしいレストランZoko Mokoへ。



店内に入るとあったかい!ホッとしながら上着を脱ぐ。改めて挨拶をし、1人だと告げると、
「ご予約は?本日満席です」
頭の中、まっくろ。予約でいっぱいだと?この店の為に寒い思いしてやって来たのに!思わず、
「たった一人分の席もないですか?」
と訊いてしまった。ないものはない。確かに事前に電話で確認しなかった自分が悪い。昨日も一昨日も定休日だから電話出来なかったんですよ!とはいえ、今朝すべきだった。店の人は感じが良かった。悪いのは自分。しかし、なんかみじめな気分。これからどこに行こう?他の目星しい店は今日も定休日。本に載っていた昔ながらの食堂に行くことにする。
「予約してないんですけど」
「ウチは予約受け付けてないから」
感じのいいおじちゃんとおばちゃんに迎えられ席に付く。見渡すとじーさんばーさんがほとんど。隣のじーさんばーさんと同じものを頼む。



あっという間に食べ終わってしまった。気のいいおばちゃん店員にデザートはいかがかと訊かれたので、要らないと答えたのを聞いたおじちゃん店員が、
「どうしたらそんなこと言えるかーー?ウチの手作りプリンなのにーー!ほれ、これーー!」
と、隣のじーさんばーさんが食べているプリンを指差す。なんかこの素朴なやりとりが妙に面白くて、「じゃあ頼むよ!」と言ったら、おじちゃん店員満面の笑み。隣のじーさんも微笑んでいた。

 


僕より一足先に隣のじーさんばーさんが席を立った。その時びっくり。老夫婦二人だと思っていたのに、なんと、でっかい犬も連れてきていたのだ。まったく気付かない位おとなしく気配を消していた。騒がないし吠えない。かわいいーーー!思わず後ろ姿を隠し撮り。 


目当ての店には行けなかったけど、素朴で気のいい店員たちのいる食堂に行けたので満足。さっさとバイヨンヌに帰ることにした。また雨。

4時頃に戻り家でのんびりした後は、さっき予約した店にディナーへと赴いた。ここはバイヨンヌで一番と言っても過言ではない(らしい)オシャレな人気店La Table。ギリギリ予約出来たのだ。もちろん満席。

 
 

50ユーロのおまかせコースにした。

 
 
わさびも使われているので、味付けがちょっと日本風


フランス料理でタコは珍しい!

 
 
 

料理はどれも美味しいのだが、隣の席にいたおばさん(あえて!)二人組のそれぞれの子供(4、5歳の女の子)が、一瞬たりとも口も体も黙ってはいられず、絶えずうるさかったのには閉口した。親もたまに静かに注意するくらいで、子供はテーブルの下をくぐったりして騒がしい。当然こちらにも迷惑がかかる。一度「隣のステキな紳士(とは言わなかったが)に謝りなさい」と注意され、僕にぎこちなく謝ってはきたものの、騒々しさは変わらなかった。万国共通ですね。昼間の犬の方が500倍お利口でした。

| 旅行 | comments(0) |
珍しく夜中に目が覚めてそのまま起きていた。外は雨。朝になり、着替えようとしたら、あろうことかベルトがない!!忘れてきてしまったのだ!家に。来る時はベルトのいらないスウェット系を履いてきたので、全くもって気が付かなかったのだ。フランスでベルトを買う羽目になるとは。買わないと11日間同じスボンを履かないといけなくなる。

スペインとフランスにまたがるバスク地方(フランス南西部)ビアリッツ行きの飛行機は8時半発。そもそも購入した時は10時半発で朝もゆっくりだったのに、数ヶ月前に時間が変更になったのだ。そのせいで、ゆったりとした朝を過ごせない。なんせ、遅くともホテルを7時には出なくてはならないのに、朝食は6時半からなのだ。


ホテルのレストラン。障子のようなにデザインが日本っぽい。

先にチェックアウトを済ませ、慌ただしく食べ、リムジンバス乗り場に行く。7時発なのに、7時には来ない。少し焦る。10分遅れでやってきて、空港まで10分のはずが15分かかって到着。この時既に7時半前。8時までには荷物を預けなくてはならないのでちょっと焦る。車はエールフランスの発着と同じターミナル2に着くので、まあ何とか間に合うだろうと歩いていると、いつの間にか乗り場の2Gの文字が見当たらない。係の人に訊くと、それはここではなく、あっちからバスに乗って行かなくてはならないと!えーーーっ?!バ、バ、バ、バスに乗って行かなきゃならないの?その2Gまで?走る。もしかしたら、間に合わないかも知れない。バス乗り場が分からず、再び別の係員に訊く。ようやくバスを見つけ安堵。しかしなかなか発車しない。その時点で7時40分。ハラハラしていると、東洋人の女性が乗って来て、僕に「日本の方ですか?」と話しかけてきた。奇遇にも彼女も同じビアリッツ行きの飛行機で、焦っていたのだそう。しかしバスは動かず、しびれを切らして運転手に訊ねると、あと2分で出るという。7時50分。ターミナル2G到着は7時55分の超ギリギリセーフ!なんとまたしても偶然、その日本人女性とは席が隣同士だった。

天気予報は雨。風も強い。この数日のハナシではなく、これからずーーーーっと。シーズンオフだし、この辺りの秋は曇ってて雨も降るのかなと少し覚悟はしていたが、さすがにげんなり。空の上は憎らしいほど晴天なのに、着陸が近づくと結構揺れて、風の強さを物語っていた。案の定、あいにくの雨。こればっかりは仕方ない。自分の意思でどうにかなるものではない。いーや!なんとかなるのであーる。念ずれば花開く。これまでだって、悪天を晴天にしてきたではないか!とヨーロッパの天気予報は当てにならないのであーる。去年だって100%雨、嵐!という予報だったのにピーカン照りだったではないか!せめて今回は、青空じゃなくても、曇りでもいいから雨はカンベンしてもらいたい!!

とは言うものの、ビアリッツ空港からバスでバイヨンヌに向かっている時は、そんな強気な気持ちに翳りが見えそうだったが、バイヨンヌに着いたら雨は止み、青空が顔を出してきた。なーーーんだ、やるじゃん!と、実は呑気に構えてはいられない。こちらの雨は、一日中ずーーーっと雨なのではなく、ザーーーっと降ったかと思いきや、いきなり晴天になり(青空になるのだ)、油断させておいて、またしばらくすると降り出すのだ。その繰返し。もう心もてあそばないで!!

 


アパートのチェックインは13時半まで出来ないので、スーツケースを持って、バスク在住の人が書いた本に紹介されているレストランに向かう。途中写真撮りながらノロノロと進み、ようやく到着!!のはずが、なぜか店が見当たらない。住所は合っている。が、違う店になっている。あれ?どういうこと?!再度本に書いてある住所と店の名前を確認する。住所は合っている。本に載っている住所が間違っているのかもしれないと、スマホで検索すると、なんと、「営業終了」の文字が目に飛び込んできた。あ然。まぁ、10年前の本だし仕方ないか、こういうことはよくあるよね、ってわけにはいかないのであるよ!!だって、その本、今年出たばかりなんだよ!!!なのに、長年やってきた店が今年営業終了って、そんな話あり?!?!あるよね。

仕方ない。でも知ってる?今日は日曜日。開いてる店なんてほとんどないのだ。これぞヨーロッパの日曜日。寂しい日曜日。日本の日曜日ってなんて便利なんだろう!てくてく歩き、ちょうど雨も降ってきたので近くの店に入った。

 


ホタテは好きだけど、ちょっと生臭かった。これに白ワインとコーヒーを付けて30ユーロ。つまり軽く3千円は超す。高っ!!でも、日曜日営業、洒落た店内、親切な店員。合格としよう。シェフも感じ良かった。「日本でのワールドカップ終わったね」と言われ、ワールドカップ?と一瞬キョトンとしたら、「ラグビーの!終わって静かになった?」と訊かれた。あー、そういえばそうだったね、のレベルで失礼しました。関心がなかったもので…。この間、新宿を歩いていたら、カナダ人選手がいたけど(僕は知らなかったが、一緒にいた友人が言ってた)、選手を真似てユニフォームを着たただのラグビーファンかと思ったくらいだ。



13時半、アパートの前に着き、オーナーに連絡。入り方が分からず、10分ほどやりとりしながら悪戦苦闘し、ようやく入れた。あー、文明ってすごいね。

 
 
 
 
 
 
 
 


なかなか綺麗でセンスのいいアパート。写真で見たのと変わらない。冷蔵庫にワインが何本か入っていたので、飲んでいいのかと思って、念の為と思いオーナーにメールで訊いたら「残念ながらそれは自分のだから、飲んだらあかんぜよ」との返信。やっぱりね、オーナーの私物がそこかしこに置いてあるから、完全民泊用の部屋ではないんだね。

雨が止むまで部屋でボーッとする。明日悪天候だったら遠出は止めて、この辺で買い物でもしようと思う。生活するように旅をしたいのだからちょうどいい。

今日はバイヨンヌの町を散策。小さな町で、特に何があるわけでもないが、店も開いてないので静かだ。観光客はそれなりにいるけれど。あー、それにしても、前回の旅は友達と一緒で楽しかったなーーと懐かしく思い出す。ひとりは自由気ままだけど、ふと寂しくなる瞬間もある。でも贅沢な時間である!

 
 
| 旅行 | comments(2) |
慣れというものは恐ろしい。今回は2回目のビジネスクラスでの渡仏。大枚はたいて、ではなく、マイレージによる無料航空券である。ということはつまり、1年前に予約をして、この1年間、ビジネスクラスに乗ることを生きがいにして過ごしてきたのである。今回の旅で何が一番楽しみかと言えば、ビジネスクラスでの飛行!と言っても過言ではないのに、2年前に初めてビジネスクラスに乗った時の喜び、ワクワク感、ソワソワ感、ドキドキ感はどこへやら、たかが二度目なのに勝手知ったる顔で落ち着き払い、あの時のようなエキサイティングな気持ちにはなれなかったのである。何とも贅沢な話。ただ、食事の際のテーブルを横から引っ張り出すのには12時間のフライト中ついぞ慣れず、いちいち悪戦苦闘し、スッチーにやってもらうというマヌケっぷりであった。

さて、羽田空港には充分余裕をもって到着し、ラウンジの時間も楽しむはずが、仕事のメールなんぞ見てしまうものだから、優雅な待ち時間というわけにはいかなかった。そして、フライトは1時間半も遅れたのである。前回(半年前)の3時間遅れに比べれば可愛いもんだが。飛行機はコレがあるから恐ろしい。乗り継ぎがなくて本当に良かった。

ビジネスクラスでの楽しみといえば食事、シャンパン、そしてフルフラットで寝られること!飛行機で飲む冷えたシャンパンは格別に美味しく感じる。







どうやら日頃の疲れが溜まったいたのか、食事を終えた途端眠ってしまい(しかも大口を開けて)、気がついたら目の前の食器は片付けられ、辺りは薄暗くなっていた。ベッドメーキングをして寝ることにする。やっぱり180度で寝られるのは最高!しかし貧乏性の僕は数時間後には起き出し、しばらくすればまた食事が出るという頃、夜食とキールロワイヤルを頼む。



タダで乗っているくせに、元はきちんと取ってやりたいという思いが…。あっという間に次の食事タイムになった。



パリの空港に着いたのは夕方6時。さすがにもう暗い。明日バスク地方に飛行機で移動するので今日は空港近くのハイアットリージェンシーに一泊。飛行機が遅れたとはいえ、今日はホテルに行くだけと思っていたが、よくよく考えたら、ホテルから歩いて10分ほどの巨大ショッピングモールAerovilleに行こうと思っていたことを思い出す。時間がたっぷりあるから、色々見て回ろうと思っていたのに、結局店は8時に閉まるので30分程しか見ることが出来なかった。ケッ!でもまぁいいや。パスタを食べてホテルに戻った。

明日は朝早いので早く寝ようという算段は崩れる。空港で買った携帯のSIMとの格闘が原因!いつもは大体Freeを使っているのだが、繋がらない事も多いので、今回はBouyguesにしたのだが、なぜか上手くいかず。去年SFRにした時と同様の苦戦。あの時はホテルのフロントの人を巻き込んで大騒ぎしたが、今回は教訓を活かし、APNを設定すれば解決するんだろーに!とちょちょっとやってみたのに、なぜか出来ず。あれこれ調べながら苦戦し、どうしても埒が明かないので、明日バイヨンヌに着いたらBouyguesの店に直接聞こうと思ったが、明日は日曜日だから休みなのだ!ガビーーん。スマホがあるから、道順のメモなど用意してこなかったので、やっぱり今日中に何とかしようと格闘すること2時間。何がどうなったのか、いきなり繋がった!謎…。




ホテルはちょっと古めだけど、清潔で広い!
| 旅行 | comments(2) |

9月のライブからあっという間に1ヶ月が経った。あのライブは、これまで17年間のライブ活動の中で一番の反響で、僕としては新たな扉が開いたと強く実感している。17年間ライブをやってきて、初めてライブの醍醐味を感じ、初めて楽しいと思った。同時に、これまでのライブを思い返すと苦しかったなと・・・(特に弾き語りを続けた13年間)。よく周りの俳優やミュージシャンたちが、本番が一番楽しいと言うけれど、僕は「ステージが楽しい」ってどういうことだろう?という疑問を抱き続けていたし、なにゆえこんな苦しいライブをやっているんだろうとよく思ったものだが、でも「続けている」ということは「楽しい」ということなのかも知れない、そして「好き」なんだろうと自答していた。年がら年中、頭の中は「次のライブはどんなことをやろう」ということで一杯だったし、いいライブの為に「どんな曲を作ろう」といつも試行錯誤していた。その曲作り自体も、もがく程苦しいことの方が圧倒的に多い。

誰に頼まれたわけでもなく、自分が好き好んで曲を作り、ライブをやっているわけで、好きで楽しくなければ、そもそも17年間も続けられるわけがない。でも、やっぱり「心から楽しい」と思えた瞬間はレコーディングやライブを含めた全ての音楽活動の中で、少ししか思い出せない。それでも突き動かされるように、修行のように続けてきたことが、今ようやく報われ出したような思いなのだ。この17年間があって、そして続けて来て良かったと心から思った。

僕の音楽の一番の理解者とも言えるピアニスト・荒武裕一朗さんと13年振りに共演したことが一番大きいけれど、その他にもう1つ大きな要因があった。それは、今回のライブに「ひとりミュージカル風味」を取り入れてもがいたこと。誰もが知っている「ツルの恩返し」をベースにした物語の中に、自分のオリジナル曲をはめ込んでいき、合間にセリフやナレーションを入れた。全部自分で作った(ツルの声も、ボイスチェンジャーを使って自分でやっている)。更にはダンサーとの絡みもあり、当然芝居要素のあるシーンに関しては行き詰ってしまった。そこで、元々遠い知り合いだったプロの俳優に演技指導を受けたのだが、その時から自分の中で何かが変わったことをハッキリと意識した。ストーリーの中に自分自身が面白い位に入って行ったことで、歌が変わったのだ。そんな自分が、ストーリーに上手くピタっとハマった曲を歌った時、これまでにない実感があった。もしかしたら、これからはもっと「歌を届けられるかもしれない」という自信が生まれ、ひとりミュージカル風味以外の曲を歌う時にも、その良い作用が働いた。もしかしたら、このひとりミュージカル風味がカギなのかも知れないと思った。

更には素晴らしいミュージシャンたちの出会い。あの音の中にすっぽりと入って歌うことは何よりもの幸せだった。こんな快楽は他にないかも知れないと本当に思った。

多分に漏れず、今回のライブも準備は容易ではなかったし、時間もかけた。本番当日の1ヶ月前からは常にピリピリ、イライラしていた。でも演技指導が入った本番10日前から、本番への「恐れ」は消え、「ワクワク」に変わり、前日の全体リハーサルの後は充分に楽しめるモードへと切り替わった。迎えた本番は緊張など蹴散らして、音楽を生で届ける楽しさを満席の客席に放出していた。

17年間の数々の失敗と悔しさと反省の積み重ねが、ようやくここに来て生きてきたような気がする。僕は今、ライブのことを考えると体が熱くなる。情熱で溢れている。既に次のライブに向けて準備が始まっている。高橋功チームが一丸となって、これまで以上の熱さで、よりクォリティーの高いものを目指すためのディスカッションも増えていくだろう。僕は夢の世界をステージで表現する為に、これからも努力を惜しまない。期待していただきたい。

今週末からは恒例のフランス旅行。こちらもまた夢の世界。先日からライブの構想を練る為に、あらゆるDVDを観ているが、旅行には資料となる本も持参することになるだろう。ライブも曲作りも、五感をフル活用してこそなのだ。24時間体制でアンテナを張り巡らしている。旅行中もきっとライブのことで頭が一杯であることは間違いない!

| 音楽活動 | comments(0) |
9月28日のライブ映像ダイジェスト版を公開!1時間40分弱の公演を13分にギュッと凝縮してお届け!!

民話「ツルの恩返し」では描かれなかった与平とツウの本当の気持ち―
その心の裏側をなぞりながら、衝撃の“その後”までを描いた「ひとりミュージカル風味」を含む、高橋功ドラマティック・コンサート2019のダイジェスト版映像!!

※録音状態の都合上、一部聴き苦しい箇所がございます。あらかじめご了承ください。

YouTubeのサイトで観る場合はこちらをクリック
https://youtu.be/Octfuzf3HK4

| 音楽活動 | comments(2) |



9月28日(土)、恵比寿天窓.switchで行った「高橋功ドラマティック・コンサート2019 15周年記念スペシャル〜コウの音返し、ツルの如く!!〜」、無事に終了しました!! 企画段階からあっという間の半年。13年振りにピアニスト・荒武裕一朗さんとの共演、それに伴って13年振りのバンドでのライブ、更には初めてダンサーをゲストに迎えてのひとりミュージカル風味と、超久々&初挑戦が重なり、どうなることかと思いましたが、周囲の方々のお力添えのおかげで、何とか無事に本番を迎え、ほぼ満席というありがたい空間でパフォーマンスをすることが出来ました。こんなに幸せなことはありません!!本当にどうもありがとうございました。



13年振りの荒武さんとの共演でしたが、その年月を感じない程に、バックから流れてくるピアノは僕にとって自然でしたし、カッコいいバンドサウンドにいちいちシビれ、その音の中に永遠に入っていたい気分でした。更には妖艶なダンサーと共に演じた「ツルの恩返し」と「続・ツルの恩返し」の世界。「続〜」の方は僕の創作物語でした。笑いと切なさ、儚さをミックスさせ、歌と踊りと芝居が融合した舞台で、プロの俳優さんからの演技指導を受けて完成させました。



まるで自分の曲が、「ツルの恩返し」に合わせて作られたかのように、物語にピタっとハマっていたのが不思議と気持ち良かったですし、ロック調の新曲「知ってはいけないことがある」も好評で嬉しかったです。



更には「塩水」もロック・バージョンにアレンジされ、これまでにない激しさ。



「Fantasma」と「甘い夢」では振付もあり!!これも初挑戦でした。



そして今回は、久しぶりに山形から両親がライブを観に来てくれて、思い出深いライブになったと共に、新たな扉が開いた記念すべきライブだったとも言えます!

また次回も進化したステージをお見せすべく、努力を重ねていきたいと思っていますので、ぜひ、ステージに足を運んでください!! よろしくお願いします!



高橋功ドラマティック・コンサート2019
15周年記念スペシャル
〜コウの音返し、ツルの如く!!〜 2019年9月28日(土) 恵比寿天窓.switch

【第1部】コウの音返し
01. Blue Touch
02. 白昼夢
03. 夏景色
04. 若さを懐かしむメドレー
   こぼれた水
  〜閉じた瞳を開けないで
  〜海へ
  〜長い飛行船
05. 15年前の他人様の名曲メドレー
   Diamonds
  〜川の流れのように
  〜夢の中へ

【第2部】ツルの恩返し
06. 時の滴(転生)
07. 手をつないで
08. 知ってはいけないことがある
09. 氷の海
10. 朝が来れば変わるだろう
11. 塩水
12. Fantasma
13. 甘い夢 

【アンコール】
14. ゲゲゲの鬼太郎〜フランス語バージョン〜
15. 夕照に誘われて(ピアノ弾き語り)

| 音楽活動 | comments(0) |
◆カテゴリー
◆過去の日記
◆オススメ
<< 2/257 >>